RapalaFatRap SFR-5
俺が最もたくさん所有するプラグ、ラパラ シャローランニングファットラップ SFR-5。今でこそプラグメーカ各社からシャローランナーはラインナップされてるけど、俺がバスフィッシングを始めた80年代前半はシャローランナーといえばこれ位しかなかったんだよね。

低速リトリーブでは50cm未満の表層付近を小気味よく泳ぎ、早巻きでもバランスを崩すことのない完璧なボディバランス。超小型リップのお陰で遠投にも向いているという、今でもオカッパリには欠かせないプラグ。オカッパリではいつも激しく攻めちゃうので、ロストしたプラグも数知れず。あと兄貴分のSFR-7ってのもあったけど、SFR-5に比べると動きが緩慢であまり好きじゃない。
シャローランニング ファットラップ FR-5

ファットラップの歴史は意外と古く、1977年に新製品としてラインナップに加わっている。シャローランナーはそれから遅れる事2年、1979年の発売。ちなみにこのパーチ(P)のSFR-5は1985年製。分厚いクリアコーティングのお陰で、ボディは非常に頑丈。リップが小型ということもあって、岩場にぶつけてもダメージしたことはない。
'85 SFR-5'85 SFR-5

こちらは発売当時(1979年製)のSFR-5、クローダッドカラー(CW)。おれが満濃池で初めて40cm Upを釣ったのがこのSFR-5のクローダッドカラーだったこともあり、思い入れの深いカラー。このクローダッドはコーティングが弱くて、薄いクリア皮膜がお腹の辺りからピリピリとはがれてくるのがタマに傷。
'79 Rapala SFR-5

このパッケージ、懐かしい人もいるのでは?SFR-5が新製品として発売された1979年当時のパッケージ。発売当時のカラー展開はSD、GFR、P、CWの4色。ラパラ定番のゴールド(G)やシルバー(S)がなくて、発売当初からシャッド(SD)がラインナップされていたのは意外。俺が初めてシャッドカラーを買ったのはシャッドラップだったんだよね。ファットラップの古いシャッドは持ってないし、記憶にもないんだよなぁ。
Rapala SFR-5

シャローランニングファットラップ最大の特徴がこのリップ、フィンランドの刻印が誇らしげ。SFR-5は90年代後半に復刻されたモデルも、2012年に復刻されたモデルにも、全てフィンランドの刻印がある。
SFR-5 Lip

そんなSFR-5も1990年代後半に絶版になってしまった。こりゃまずいと思って店頭で売れ残っているSFR-5を見つけるたびに買ってたらこんな状況に。これ全部SFR-5、一番多いのは90年代後半に復刻生産されたSFR-5のSDカラー。 ...毎年1個無くしても、死ぬまで困らなさそう(^^)
まだまだ足りん(笑)