80年代中盤のフラッグシップモデル、ABU アンバサダーウルトラマグ
XLI。好き嫌いの分かれる独特のデザインだけど、今見ると個性的でなかなかカッコいい。だけど当時はこのデザインが余り好きになれず、やはり5500Cか、Bantam
100EXの方が欲しかったんだけどね。
オリジナルボックスと付属品。水色のカードはエビスフィッシングの10年保証カード。他には英語及び日本語の説明書、保証登録用葉書、リールオイル、ハンドル用レンチなどなど。写真撮るの忘れたけど、茶色のリール袋つき。そうそうキャスティング練習用のラバーウェイトまで入ってんだよね、さすがはフラッグシップモデル。
昔釣り少年だったオジサンには懐かしいオリジナルボックス。当時のエビスフィッシング物の定価は44,000円、もちろん消費税導入前の話。このリールはタイガー釣具店で売れ残ってた最後の一つを買ったので消費税を払ったけど。
中学時代からずっとショーケースの中にあったリール、そのリールを15年後に自分の働いたお金で手にした時は何とも言えない感慨深いものがあった。右はタイガー釣具店のプライスタグ、これが懐かしいアナタはカガワケンジン(^^)
このシリーズで特徴的なのがレベルワインド機構。キャスト時のフリースプールの状態で、レベルワインドのガイドは完全にフリーとなる。もちろんラインとガイドとの摩擦抵抗低減を目指したものだが、効果のほどは?
一見ロープロファイルに見えるけど、このリールは丸型アンバサダと同様サミングバーが高い位置にある。なのでレトロなオフセットグリップじゃないとフィット感はイマイチ。とはいっても個人的にはチャンピオングリップとの組み合わせは?な感じで、このリールはFujiのグリップに合わせるのがカッコいいと思ふ。パワーハンドルのデザインも懐かしいね。
ワンタッチでマグネットブレーキ部のケースが外れ、素早いスプール交換が可能。取り外し可能なカバー部品の中に、マグネットが収められている。当時のフラッグシップモデルは、スプールのクイックリリースをウリにしてるモデルが多かった。でもスペアスプールを持ってないからあんまり役に立ちそうも無いけどね(笑)。
さすがは80年代のフラッグシップモデル、使ってみるとその飛距離と高性能なドラグに感動。現在のリールと張り合えるだけの飛距離は必要にして十分。軽量化の目的もあってか樹脂パーツが多用されてるけど、意外と重厚感があってチープな感じはしない。
|