ABU Ambassadeur Mag Plus

アブ アンバサダー マグプラス、'90年代の迷えるABU。グラファイトボディーでかなり軽量に仕上がってるんだけど、高級感はあまり感じられずむしろチープな感じ。アンバサダーファミリーの中では不人気モデルだけど、結構カッコよくて気にいってる俺(^^)


このリールはオリムピックモノ、1993年購入。当時住んでた近所のホームセンターで買ったんだけど、購入価格は5,980円と少年時代に5500Cに憧れた者としては信じられないほど格安。箱にはMade in Swedenとプリントされているんだけど、ボディにはAssembled in USAと刻印がある。ホントにアメリカで組み立てたんだろーか?

...ちなみに俺は箱は取っておく派(^^)


グラファイトボディはラフに扱っても意外と傷が目立ちにくく、実用的でいいと思う。大したメンテもしたこと無いのに、回転は滑らかでよく飛ぶ。よく考えるとこのリールはマトモなメンテをした事が無いから、今度大掛かりなメンテをやってみよーかな。


ファストキャスト付き。ちなみに巻いてるラインはストレーン、カラーは懐かしの蛍光ブルー。1980年代は高性能ラインといえばストレーンだったよね、鮮やかなイエローも直射日光に反射して光る蛍光ブルーもどっちも好きだった。ナイロンラインとしては硬めで伸びが少なくて、今でも結構好きなライン。

ちなみにこのラインは2003年にアメリカで買ったもので、当時はまだ普通に売ってたんだよね。 ...いま手に入るかどうかは知らんけど、今度アメリカに行ったら探してみよーかな(^^)


大抵のリールは手でネジを回してスプールが取り出せるけど、このリールは廉価版のせいかスプールの交換はドライバーでビスを外す必要がある。まぁ俺がスプールにアクセスするのはメンテのときくらいだし、実際に使ってて不便だと思ったことは無いけどね。


ギヤ比は1:5.1と時代を感じさせるローギヤードだけど、これでもHigh Speed 5.1:1とプリントされている。個人的にはハイギヤードモデルは嫌いなんだよね、クランクをコトコトとゆっくり巻けるこのギヤ比くらいがちょうどいい。

自慢のグラファイトボディは210gと従来のアンバサダーに比べるとかなり軽量。リールフットは一体成型の樹脂製で、フットの脇にモデルナンバーと製造年が刻印されている。ちなみにこのリールは'91年製。


サイドカップはこんな感じ。ウルトラマグに比べるとちゃんとしたロープロファイルデザインで、最近のロッドのグリップにもフィットする。逆にチャンピオングリップとかにはフィットしないんだけど、取り付けられたとしてもカッコ悪いだろーけどね。


5500Cに憧れた世代の割には意外と821FLとかも好き♪(^^)