RapalaFloating F7 S (2-3/4 in.)
1950年代のフローティングラパラ、もちろん「口紅、腹巻き」仕様。このRapalaが作られた頃の日本は高度成長期の真っ直中、誰もバスフィッシングなんて誰も知らなかった時代。日本でルアーフィッシングが注目されるのは、これから20年近くも後の事である。当然の事ながら、正規輸入などされていなかったに違いない。
このルアーはロサンゼルス近郊で開かれていたハリウッドフリーマーケットにて入手(1999年)。おんぼろタックルボックスの中に一つだけラパラが入ってて、値段を尋ねると$1だったので即購入。
 F7S

リップには"Original Rapala"、ボディには"Finland"の文字がプリントされている。プリントロゴのラパラってこれしか見たことないし、ちょっとバッタもん臭く見えんでもないけど、これは正真正銘の本物(^^;;;。 ...っつうか、オールドRapalaを特集した雑誌とかあまり見掛けないし、古いRapalaを扱っている店自体ほとんど無いよね。
 

ボックスの中には「1 Prize 1954」のプリントがある。魚をかたどったRapalaのマークが可愛かったりもする...


同梱されているカタログ。今はカラーの写真付きだけど、これはモノクロ印刷フローティングミノーの使用法と、製品ラインナップが掲載されている。カタログによると当時のラインナップはオリジナルのフローティングモデルのみ。定価は$1.95で、カラーはS、Gのみだったようだ。