復刻版 Head-on Basser 8500D (Weight 3/4 oz. Length 4 in.)
バザーが登場したのは1920年代の前半だが、このバザーは20年代に作られたオリジナルではなく、80年代前半に当時ヘドンと提携を結んでいたスミスによって復刻されたモデルだ。カラープリントされたボックスは、オリジナルのそれとは多少色合いが異なるものの、結構忠実に復刻されている。この復刻版が作られた80年代前半といえば、私がちょうどルアーフィッシングを始めた頃だ。俺はこのバザーを手にいれるまで、スミスが復刻版を出していたとは知らなかった。スミスといえばハトリーズのハッピーモール(15年前に買った)とコッキービートル(野池で拾った)を持っているが、この復刻版ヘドンの存在を知っていればこっちを買っていただろうね。
 Condition NIB (1998年入手)

なかなか美しい仕上がりを見せる。同梱されている説明書によると、オリジナルモデルのデビューは1922年で、金属プレートで補強されたインパクトある顔つきで一躍有名ルアーとなった。このルアーは約30年間作られ、1953年頃ラインナップから姿を消したらしい。このルアーは結構カッコイイと思うな、今作っても絶対に売れるルアーだと思うよ。
このカラーコード"D"は、Green Scaleを意味する。クレージークローラ(2120)に同梱されているカタログにももちろん登場しているが、当時(1946年)のヘドン製ウッドプラグはグラスアイが採用されていた様で、バザーも例に漏れずグラスアイだったようだ。復刻版もグラスアイを採用して欲しかった...