Honda FTR223 / Speed Meter

POSH Speed Meter / Aug. 2006

キタコのメータボディのメッキが浮いてきたので、Posh製トリップ付きステンレスメータに交換。実に4年ぶりのFTR更新ネタ(笑)。キタコのメータはプラスチックボディで錆びない筈だったんだけど、悲しいかなメッキが浮いてきた。
POSH Speed Meter

ホワイトのゲージパネルに黒のポインタ、とてもオーソドックスなデザイン。ハイビーム、ニュートラル、オイル、ウインカーの警告灯をメータ内に内臓。俺は外付けLEDはゴチャゴチャして嫌いなので、インディケータ内臓は必須。ちなみにFTRにはオイルセンサが付いていないので、赤いLEDが点くことはない。

メータにはスチール製のステーが同梱されていたけれど、半年もすれば錆びそうなショボショボメッキ仕上げ。使う気にならなかったので、防振ブッシュ付きのステンレス製ステーを買ってきた。バックライトはホワイトLED。写真じゃちょっと暗い感じがするけど、実際にはムラの少ない綺麗な照明。まぁELバックライトに比べると多少のムラはあるけどね。ウインカーのオレンジ色のLEDが暗くて目立たないのでオイル警告灯を代用しようかと仮配線してみたものの、逆に赤は目立ちすぎな感じがしたのでボツ。
LEDバックライト

FTRの整備書をチェックしながら配線したんだけど、ウインカーの動作灯がうまく点灯しない。右折の時は正常なのに、左折では点灯せず。配線の極性を変えてみると左折は正常になるも、右折では点灯しなくなった。
...もしかして整流回路が入ってないんぢゃ(--;

キタコのメータを叩き割ってダイオードを摘出し、リードワイヤに直接半田付けで整流回路を構成。すると思ったとおりウインカー動作灯は右折・左折ともに正常に動作。こんなのバイク屋で取付け頼んでも対応してくれんだろうな。よかった、電気にソコソコ詳しくて(^^;

全体像はこんな感じ。やっぱステンレスボディは良いね、メッキでは出せない金属の質感。錆びない安心感、錆びてもメタルコンパウンドで錆を取れば元の質感が蘇るのがイイ。個人的にはステンレスよりもアルミの質感の方が好きなんだけど、やっぱ雨ざらしバイクにはアルミよりステンレス。近々ハンドルもステンレス製のバーハンに交換する予定。
外観

メータボディの全長というか、奥行きがキタコのメータよりも少し短くなった。


Kitaco Racing Meter / Aug. 2002

ノーマルのメータもシンプルで悪くないけど、ちょっとでかくて目立ちすぎかな。ほかのバイクよりはずっといいんだけど、やっぱ交換すべし。

ノーマルメータはライトステーと一体型のブラケットで取り付けられてるから、ヘッドライトとステーを社外品にするか、ノーマルのライトステーを加工する必要がある。俺はノーマルのシンプルなライトステーが気に入ってるし、ライト交換して暗くなるのも嫌だからノーマルステーを加工して使うことにした。でもサンダーとか無いと大変だから、自作に自信の無い人はライトごと交換したほうが無難だろうね。
Normal Meter

作業は配線を含めて3時間くらいで完了、インジケータの配線が結構大変なのよ。あとステーは切断面は面取りして塗装までしちゃった。配線の取り回しとかステーの仕上がりにこだわらなければ、1時間あまりで終わると思ふ。

このメータを選んだのは、ノーマルとおんなじよーに、ニュートラルとハイビーム、ウインカーの3つのランプがスマートに収まってるから。このダイオードは小振りなんだけど、高輝度で昼間でも目立ってかなり実用的。Posh のメータもインジケータ付きで良かったけど、オイルインジケータが余分だったからボツ。FTRには最初から油圧警告灯は付いてないからね。


バックライトはEL バックライト、きれいでしょ。EL は交流で動作するから、外付けのインバータみたいなのがあって取り付けるのがちょっと面倒。俺は配線を加工してタンク下に収めた。このメータはスケールが160km/hってのがいまいちかな、走ってても針があんまり振れん。FTRはノーマルの120km/hで十分だよ、160km/hなんて絶対に出んちゅうねん。
EL Back Light

取り付けるとこんな感じ、ノーマルよりもかなりすっきり。このメータは60Φとさらに2まわりほど小さい。見てのとおりボディはめっき、文字盤は白。このメータももちろんトリップメータ付き。FTR は燃料計がないから、トリップメータが無いと急なガス欠攻撃を喰らうことになるのだ。
Kitaco Racing Company

...キタコってイタコに似てるけど、たぶん無関係だと思ふ(^^;