EUNOS Roadster / Oil Cooler (2006)

相当久しぶりの機能パーツ、HKS製オイルクーラを装着。トラストのオイルクーラキットと迷ったんだけど、トラストのクーラーコアがブルーなのが嫌だったのでHKSを選択。

オイルクーラの取付けは簡単そうでいて、実は取付けに凄んごく手こずってしまった。オイルクーラの取付けは圧力配管工事なので、トラブルはエンジンブローにつながる。 ...心して作業すべし。
作業風景

オイルクーラコアの図。HKSのNA6CE用のオイルクーラセットに付属するコアは12段。フィルタブロックにはサーモスタットと安全弁付き。ステンメッシュホースはアメリカ・エアロクイップ社製、ムラサキのフィッティングがちょっとおげれつ。普通にシルバーなアルマイトでいいのに。
HKS製クーラコア

一度目の挑戦はなめて掛かってたので、適当に午後からの作業。 ...恥ずかしながらバンパーがうまく外せず玉砕(^^;

2度目は整備書持参で午前10時からの作業。バンパーは問題なく外せたんだけど、今度はラムコのフィルタブロックが外せず玉砕(^^;;;

油圧計を導入した際に取付けたラムコのフィルタブロックの固定には26mmの特殊ネジが使われていた。以前メータパネルに革を張った時に一度フィルタブロックを外した記憶があるんだけど、これどーやって外したっけな?工具箱に26mmなんてソケット入ってないし。

26mmのソケットを準備し、3度目の挑戦で何とかオイルクーラの取り付けに成功。ちなみにラムコのフィルタブロックはディープソケットを使わなくても、普通のソケットで外せた。

HKS製オイルクーラーキットのコア取り付けステーの出来はかなりいい加減。 ...最終的には付属のステーでしっかり取付けることができたんだけど、説明書がプアというか間違ってる。車体側の固定位置が説明書と違うし、そもそも説明書に書かれているような形のステーなんて入ってなかったし。
付属ステー(下部) 付属ステー(上部)

HSK製のサーモ付きオイルフィルタブロック↓を取り付けたところ。フィルタブロックには、油圧・油温計用として
- PT 1/8 x 1
- M12 p1.25 x 2
計3つのタップが切ってあった。上と左方向に見えるブラスのプラグが機械式油温計用のM12のタップ。フィルタブロック内には溝が彫ってあって、エレメントがブロックに干渉しないよう加工されている。
オイルフィルタブロック(上から見たところ)

オイルクーラは無事取り付けられたんだけど、実は油温計が付かなかった。大森の機械式油温計のタップはM14なのに対し、HKSのフィルタブロックに設けられてる油温計用タップがM12。スペース的に厳しいのでアダプターを使って取付けることは諦めて、後日大森の電子式油温計を買ってきて取付けた。

機械式油圧計用のステンメッシュホースは下方向にあるPT 1/8に接続。これまで使ってきた0-6kg/cm2レンジの機械式油圧系も問題なく取付けられたんだけど、新しく買った電子式油温計のバックライトと色合いが異なってた。これが気になったので、これも後日LED照明化された機械式の油圧計と水温計に交換した。
オイルフィルタブロック(下から見たところ)

オイルはキッカリ4L入った。いつもは3.5リッター弱だから、500ccくらいオイル容量が増えた。15%あまりオイル量が増えてる計算なので、オイルの温度を一定に保つのに多少は有利になりそう。

暖機運転をして、オイルの滲みが無い事を確認。油温は90度で安定し、エンジンをぶん回しても90度を超える気配は全くなし。これはいいね、簡単に100度超えてた油温が嘘のように安定している。オイルクーラは高い満足感を味わえるパーツだね、もっと早く導入すべきだったカナ。
ホースの取り回し