2000年01月 かきかき 以前のページへ

1月31日 (9年の月日)
小学4年生の時に誘拐されて9年間も監禁されていた女性の事件、ほんと信じられないね。9年前といえば俺がまだ高専生の頃で、大酒飲んでは酔っぱらって、日の出を見に港まで歩いていってた頃だよ。あんな頃から監禁されていたってひどいね、犯人はどうやっても罪を償うことはできないだろう。それにしてもテレビとか、何か情報源になる物はあったのかなぁ?問題は教育だ。小学校4年生の時点で知識は止まってるんだから、日常生活を送るにも支障があるだろう。被害者はまだ19歳と若いんだから、これからの将来を何とか切り開いていって欲しいものだ。

1月30日 (大安吉日)
今日は朝から快晴で、まさに納車日和だった。とうとう我が家にマーチがやってきたんだけど、5ドアの居住性と積載能力に感動...サイズは小さくて小回りは利くし、燃費はいいし、やっぱこういう車に乗ると、ロドスタはかなり贅沢な車だと感じる。無段階変速のNCVTもなかなかの乗り心地だ。俺はパワーウインドウは壊れやすいから好きじゃないんだけど、このマーチもきっと例外じゃないんだろうね。窓を開けるときにちょっとガタがあるみたいだから、あんまり長くはないカモ。でもちょっとくらい壊れてもいいんだ、車体価格が安かったから。高い中古を買ってたら納得いかないだろうけどね。これでいたずらとか気にせずに、買い物とかにも気軽に行けるね。やっぱこういう車は1台必要だね。

1月29日 (ソニーの凄さ)
MDウォークマンを買った。中学時代のウオークマンラビット以来、今までにウォークマンを5台以上使ってきた俺だけど、最近は屋外で音楽を全然聞いていなかった。MDウォークマンの駆動電圧が1.5Vに下がった頃からそろそろ買おうかなと思っていたのだが、何となく買わずにいたのだった。それにしてもホント小さくて軽いね、技術の進歩って凄いよ。レコーディングタイプもちっちゃくていいね、あれも1.5V駆動になっているというから驚きだ。(1.5Vで駆動できるって事は凄いことで、3Vの時代に比べると同じバッテリーのサイズで2倍の電流容量を使えるって事になる。以前のMDウオークマンは単3乾電池大の専用3V充電池を使っていたのだが、1.5V駆動になってガム型のウォークマン用電池が使えるようになった。つまり本体は小さく、再生時間は長くする余地が生まれるのだ。)

MDウオークマンを使って驚いた、ほんとカルチャーショックを受けた。MDウォークマンはディスクをほんの数秒しか回転させず、音楽再生中の大半は止まったままなのだ。最初の数秒間にデータを読み込んでメモリ上に格納し、後はディスクを停止してデータを再生するという仕組みらしい。つまり音楽専用コンピュータということなのだ。これだとデータ読み込み中以外での振動は問題ないし、読み込み中でも再読み込みが可能だから、音楽再生が途切れることもない。俺の買ったモデルはニッケル水素電池で40時間再生とかいうヤツなんだけど、この長時間再生の秘密はココにあったのだ。一つ前のモデルは同じバッテリーで再生時間が20時間だから、俺の買ったこのモデルから採用されたのかも知れない。

ソニーの偉いところは、ウォークマン時代に開発したNiCd電池(おなじみのガム型電池)をMDウオークマンになってもずっと使っている事。ガム型電池が開発された'85当時、ウオークマンの再生時間は2時間弱だった。パナソニックやアイワはガム型電池に遅れること1年、ソニーよりも大きなNiCd電池を採用し、長時間再生時間を目指した。しかしソニーは、機器の小電力化と電池の高性能化でライバルに差をつけようとした。当初のガム型電池では450mAhだった電流容量が数年後には600mAhにアップされ、更にNiMH(ニッケル水素)電池の実用化で1000mAhを達成する。現在の改良されたNiMH電池は、なんと1400mAhを達成している。同じサイズで優に3倍を越える容量アップを果たしているのだ。現在はソニーのガム型電池がデファクトスタンダードとなり、パナソニックをはじめとするライバル他社もソニーと同規格の電池をポータブルオーディオに採用している。当初16時間の充電で、2時間再生という貧弱なスペックだったウオークマンが、15年後の現在は1時間充電で40時間再生...やっぱソニーは凄いのだった。

音はと言うと、もちろんコンパクトカセット時代のウオークマンよりはいいけど、それほどでもない気もする。これはチャチなカシオのMDラジカセで録音してるからカモしれんけど...元々情報圧縮技術を駆使したメディアだから、まぁあんまり高音質を求めるのも酷かもしれない。しかしポータブルやカーオーディオにはもってこいのメディアだ。うちにあった大昔のサニー('69年式/サファリブラウン)には8トラ(8トラック)のカセットが付いていたんだけど、8トラなんて誰も知らないかな?コンパクトカセットにおされて消えてったメディアだからね、相当古いよ。一部カラオケとかではしばらく残ってたみたいだけど...

1月28日 (トロン)
最近官庁関係のホームページがいろいろと攻撃されて、ハッカー達に書き換えられたりしているようだが、日本の省庁もちょっと情けないねぇ。ニュースでは「ハッカー」の仕業と報道されているけど、あれは素人に毛が生えたくらいの知識で出来る悪戯という話だ。...俺には出来んけど。「ハッカー」にはっきりとした定義がないみたいだけど、自称ハッカーの人達はもっと高度な不正を行える能力を有している自負があり、今回のような悪戯はハッカーの仕業ではないと言う見解らしい。どうでもいいけど、たくさん税金使ってんだから情けない真似だけはやめて欲しいよ。技術力のない科学技術庁ってのもねぇ...

1月27日 (2極化)
最近巷では100万円を越える高級時計が飛ぶように売れているという。昨年比150%の売り上げアップなのだそうだ。1000万円の腕時計も売れているっていうから、世の中には金持ちも結構いるもんだ。どうせ情報関連企業の株なんかで、ばか儲けしてんだろうね、羨ましい...一方で、30万円前後の時計が全然売れていないらしい。

パソコンはどんどん安くなって、明日からDELLは69800円のパソコンを発売するんだそうだ。まぁ高いモンばっかじゃなくて、バブル後は安くていい物もたくさん出てきたから助かるよ。でも面白いよねぇ、1000万円の超高級機械式時計よりも、10万円のクオーツ式グランドセイコーの方が2桁以上も精度がいいんだからね。機械式はどう頑張っても1日に数秒の狂いが生じるのに対し、グランドセイコーのクオーツムーブメントは年差10秒だからね。

1月26日 (ブラシーボ効果)
世の中には胡散臭いもんが結構ある。暗記マシーンとか、ダイエット薬とか、車のパワーアップパーツとか。昔から雑誌に載ってる暗記マシーンなんて、胡散臭さNo.1の商品だね。「100万人が愛用!」とか書いてるけど、「100万人が騙された!」が正しい表現だと思う。もともと暗記なんて脳ミソん中の話だから、効果があったかどうかなんて公平に判定できないんだもん。それよりやっかいなのが「ブラシーボ効果」ってやつ。本当は効果がないものでも、それを使うことによって、効果があったような錯覚を抱いてしまう人間の心理だ。

よく車のエンジンオイルの添加剤なんかで、エンジンオイルに加えるだけで燃費が向上するとか言ってるのがあるけど、エンジンオイルってのは本来エンジンの冷却と摩耗を防ぐのが主な役割であって、燃費の向上なんかを期待すべきものではない。仮に燃費向上を体感した人が居ても、それは気温がいつもより低かったとか、無意識のうちにアクセルを控えめに運転していたとか、ブラシーボ効果である可能性が非常に高い。人間が運転している限り、同じ運転状況など再現し得ないのだ。本当に燃費が良くなるとすれば、粘度が極端に低すぎて耐摩耗性能に劣るとか、何かしら弊害が予想される。変な謳い文句に惑わされないよう、本質を見極めることが大切ということか。

1月25日 (PS2)
昨日の日経に載ってたけど、PS2って当初は1台売るごとに2万円の赤字なんだってね。そこまでして定価を4万円以下に抑えるってのが凄い。SCEが豪語するように、発売から2日間で本当に100万台を売るんじゃないのかな。DVDの普及に一役買うのも間違いないだろうし、現行のプレステのゲームも走るというから、まさに死角無しだ。儲かってんだろうな、SCE...

1月24日 (C++)
会社にあったC言語(C++)のコンパイラをDX4/100MHzにインストールしてみた。ウインドウズ全盛にあって既に現役を引退したマシンとはいえ、DOSアプリケーションを動かすには十分すぎるスペックだ。何が凄いって、コンパイルの速さに驚いた。そりゃ昔は16ビットマシンで、フロッピー上にファイルを書き出していたんだから速くて当然か。高専の4年生の時(ちょうど10年前)に作った電話帳のプログラムをコンパイルしてみたら、ちゃんと動いた。...ちょっと感動。構造体を使ったプログラムで、ファイルの保存・読み出しもできる結構高度なプログラムなのだ。これ以外にも、ネットワーク理論でおなじみの最短路問題を解くためのアルゴリズム(Dijkstra法)を具現化したプログラムもあった。このDaijkstra法というのは結構使えるアルゴリズムで、「駅スパート」など検索プログラムには欠かせないものだ。でも今は脳ミソが固まってるね、ちょっとずつほぐしてやらないと...

今日インストールしたCコンパイラはDOSアプリケーションなんだけど、最近のコンパイラってどうなってんだろ?マウスとかも使えないし、編集が大変だったりもする。今度秋葉原に行ったらソフトのコーナも覗いてみよっと。

1月23日 (MD買うぞ)
圏外に落ちていた椎名林檎の「本能」が、最近またベスト10に返り咲いている。おじさんの間で人気が出てるって言うんだけど、本当かな?怪しい色気に悩殺されるんだろうか、今度E藤さんに聞いてみよう。...といっても、世間のオヤジ代表がE藤さんと言う意味では...E藤さんはこのホームページ見てないから良しとしよう。

椎名林檎といえば、近々マキシシングルを2枚出すらしい。1枚は17歳の時に書いた曲なんだそうだ。2枚同時と言うことは、一度に6曲の新曲を聞けると言うことか。一昔前のミニアルバム並みだ。これまた楽しみだねぇ、レンタルショップで借りてくることにしよう。来週末、我が家にマーチがやって来るんだけど、MDヘッドユニットを取り付ける予定。純正のカセットデッキは壊れちゃってるから、惜しみなく投資できるのだ。CDヘッドユニットの方が安いんだけど、やっぱマーチにはMDの方がいいでしょ。最近はあんましCD買わなくなっちゃったしね。

1月22日 (中東からの便り)
サウジに出張中のN光さんからメールが入っていた。N光さんは1年上の先輩なんだけど、パサディナでアパートが同じで一緒に飯を作って食った仲なのだ。サウジのは大変らしく、俺の送ってるニュースと、後2ヶ月後に控えた一時帰国が数少ない楽しみらしい。がんばれN光さん、帰ってきたら余裕でレガシイなんか買えますよ。

この「ぶつぶつ」を書き始めたのが去年の1月30日、後1週間で1周年という事になる。昔の「ぶつぶつ」を読み直してみると、いろいろなことを思い出す。これさえあれば事件に巻き込まれたとき、過去の記憶をたぐり寄せるきっかけが得られるかも知れないね。「あっ、その日は昭和の名機、PC-8801MKII MRの買い手を捜してました。...結局見つかりませんでしたけど。」とか、「あっ、その日はさるげっちゅの歌が一日中頭の中を流れてました。」とか。この手のもんは今まで全然続いたことがなかったんだけど、これは結構続いてるな。毎日見てくれる人が居るから続いてんだろうな。

1月21日 (産業廃棄物)
会社からパソコンをもらってきた。平成5年度に調達した当時の最高級ノートブックコンピュータで、購入価格75万円という代物だ。産業廃棄物で捨てるのに金が掛かるから、欲しかったら持って帰ってちょうだいと言うことらしい。仕様はというと、
・i486DX2/50MHz
・12MByteメインメモリ
・10.4インチTFT液晶ディスプレイ
・340MByteハードディスク
・Windows 3.1標準インストール
と言う感じ。当時のノートブックコンピュータのハードディスクは100MByteが標準的で、340MByteは尋常ではなかった。実際MSオフィスにロータスオーガナイザ、Wordperfectなどアプリケーションソフト満載の状態でも、HDはまだ100MByte余っている。なにせWindows 3.1は30MByte程度だからね、昔のシステムはとても軽かったのだ。今でこそ当たり前のTFTディスプレイも、当時はSTN仕様に比べて15万円プラスの贅沢装備だった。1年半くらい前までは、バイオにもSTN仕様があったんだからね。それを思うと7年前のTFTって凄いよね。...で、これ何に使うんだろ?

1月20日 (技術の飽和)
技術は10年の区切りをめどに飽和すると言われる。最近のPCの進歩は目覚ましいものがあったけど、最近は飽和しているよーに感じる。CPUの処理速度は目まぐるしく高速化したが、最近はさほど違いが分からない。32ビットCPUが登場した時代は、動作クロックが25MHzから50MHz、75MHzに100MHzと、倍々ゲームのように進歩したから、速度の向上も体感できた。でも最近は600MHzが650MHzにアップしたからって、全然体感できないんだもん。

20世紀の技術の進歩は目覚ましく、技術が飽和したときには常に新しい技術が台頭してきた。真空管に変わってトランジスタが登場し、トランジスタに変わって半導体集積回路が登場したように。CPUi386が登場して9年余り、そろそろ新技術が登場してもいい頃だ。もしかすると、新世代はPS2が開く事になるかもしれないね。新世代はぜひとも日本の技術であってほしいね。

1月19日 (1億円株)
ヤフー株がなんと1株、1億円を越えたんだってねぇ。全く信じられんよ、発行株式の総額は2兆8千億円だって。かたや1株70円そこそこ、最小売買単位が1,000株という造船株もあるのにねぇ。そういえばH造船は大型タンカーを4隻も受注して、株価も90円近くまで上がっていた。日本の造船会社がこのクラスの大型タンカーを受注したのは、実に2年ぶりなんだそうだ。めでたいめでたい、うちの会社じゃないけど...

最近、会社は引っ越しの用意で大忙し。技術資料を整理していると、昭和48年とか書かれた資料がわんさか出てくる。でも何故か不思議なことに、それ以前の資料は殆ど見あたらない。きっと今のオフィスに移る頃に、大規模な資料整理を行ったんだろう。そのうち、「うわっ、20世紀の資料やんけ!」とか言われる日も来るんだろうな。

1月18日 (アレフ)
オウム心理教が、教団名を「アレフ」に変更するらしい。アレフというのはヘブライ語でAlphaに相当する言葉だそうで、無限とかいう意味があるのだそうだ。そういえば遠い昔、数学で「アレフゼロ」とかいう言葉を聞いたよーな気がする。ゼロにもいろいろ種類があって、アレフゼロというのが本当の意味でのゼロで、アレフゼロに何を乗じてもゼロとなるなんじゃなかったっけ。んー、訳がわからん...

ファミレスの「びっくりドンーキ」を経営してる会社が、「株式会社アレフ」なんだそうだ。かわいそうに...

1月17日 (J's)
J's Tipo増刊の、ベストヒットJ'sなる雑誌を立ち読みした。これまでの日本車の人気ランキングベスト50を決める雑誌なんだけど、俺の愛しきロドスタは4位だった。3位以内に入ってもいいと思うんだが、まぁ良しとしよう。この雑誌のいいところは、スカイラインなどと一括りにしないで、R32スカイラインなどという具合に、ちゃんとモデルごとに取り上げているところだ。1位はR32スカイラインだったんだけど、俺はこの結果には納得、だって俺もそう思うモン。2位は現行のRX7(FD3S)だった。ちょっと高ランキングすぎる気がせんでもないが、これもまぁ納得。どうにも納得いかないのが510ブルだ。あの日本の名車がベスト50に入っていないとは一体どういうことなんだ、J's Tipoよ!ハチロクなんかよりはよっぽど名車だぞ、間違いなくベスト5に入る名車だぞ...

同期入社の女の子、E見ちゃんからメールが入ってた。いろいろ心配してくれて、どうもありがとう。K山さんも、Daily Memoir上にメッセージありがとね。毎日楽しみにアクセスさせてもらってますよ。...残念ながら、記念すべき2000ヒットは逃しましたけど。でも最近は俺のホームページもいろんな人が見てるから、あんまりいい加減なことは書けなくなってきたよーな気がする。とかいいながら、毎日えーかげんな事ばっか書いてるけど...友人K山さんのように、開かれたインターネットというメディア上の閉空間を目指すのもいいかもね。

1月16日 (4等)
年賀状のお年玉当たっているかどうか調べたんだけど、4等賞が2枚当たっているだけだった。4等は3/100の確率だから、50枚で2枚当たってたって事はアベレージと言えよう。4等賞ってなんだろう?昔と同じよーに切手シートかな。去年まではいちいち調べて無かったから、もしかしたらいい物が当たってたかも。...でも俺くじ運めちゃ悪いから、それは無いだろうな。それにしてもインターネットって便利だねぇ、いつでも簡単に調べられるモン。今まではいちいち新聞とっといて調べてたんだけどね。

1月15日 (秀作CM)
山崎務と豊悦の出ているサッポロ黒ラベルのCM、随分と評判になってるようだね。なんだかみみっちいイメージのピンポンを、リアル且つダイナミックに描写しているあのギャップ感がうけてるんだろうね。俺は15秒の短いバージョンしか見てないんだけど、30秒の長いバージョンは更に感動もんらしい。ピンポン球が卓球台の角に当たって予想外の跳ね方をして、スリッパを飛ばしながら山崎務がダイブする様がより丁寧に描写されているらしいのだ。うむーっ、見てみたいモンだ、長いバージョン。うちのテレビは俺が19の時に買った15型の庶民派サイズなんだけど、36型くらいのお金持ちワイドサイズで見るとさぞかし迫力があるんだろうな。

1月14日 (でっ、でけぇー!)
ファクトリーギアのクリスマスフェスタで買った素敵な工具箱が届いた。メチャでかいね、この工具箱は。工具抜きの箱だけで、実に23Kgもあるのだ。でかい上に重くて、俺だけじゃ2階に運べん。工具箱と言っても普通の箱じゃなくて、よくF1のピットなんかに置いてある2分割式のやつなのだ。俺が買ったのはそのトップチェスト部分で、さすがにキャスターのついたボトム部は買わんかった、これ正解。

サイドにある4段の引き出しはもちろんベアリング入りで、これまた絹のような滑らかさにとっても満足。確かにもう工具の収納スペースには悩まなくて済みそうだけど、今度は工具箱置き場に悩むことになっちゃった。せっかくロドスタのハードトップを実家に持って帰って片づいたところなんだが、今度は巨大工具箱に2階の和室を占領されてしまった。まっ、うちはまだ子供も居ないからいいか。

...そういえば友人K山さんは、今年のうちに待望のパパになるそうだ。おめでとう、元気な赤ちゃんが産まれるといいね。

1月13日 (どんでん返し)
随分と考えた末に、残ることに決めた。...何に残るって?それは会社にです。

1月12日 (コージ苑)
嫁さんがマンガに夢中になっている。古本屋で「勝手にシロクマ」2-4巻を買ってきたのだ。かってにシロクマは相原コージの傑作なんだけど、相原コージのマンガを最近はあんまり目にしないなぁ。「コージ苑」も結構好きだったんだが...

先月いっぱいで会社を辞めた丸ちゃんからメールが入っていた。どうやら念願のVaioを買ったらしい。CDR付きなんだって、いいなぁ...

1月11日 (大爆笑)
友人K山さんのお気にいりの土曜日深夜のNHK番組「爆笑オンエアバトル」、実は俺も結構お気に入りだったりする。これに比べると、とんねるずの生ダラは数ピコ倍面白くない。でもNHKの番組だけに、結構見逃してしまう。...悲しいかな、NHKは飛ばしてリモコン操作する癖がついているのだ。K山さんとはお笑いの趣味が結構似てるみたいだ、20年近くも前に「大橋照子のラジオはアメリカン」聞いてたぐらいだからね。

1月10日 (けだるい午後)
行徳駅からうちのアパートまでにある自動販売機を調べたところ、一番多いのはなんとポッカの自販機だった。いつもの通勤経路だけじゃなくて、いろんなコースを調べた結果だ。それにしても、コカコーラの自販機よりも数が多いとは驚きだ。10台以上もポッカの自販機があるのに、なんでプリンシェイクがないんだろ?...と思っていたら、アパートの近くに新登場していた。これでわざわざ新木場まで買いに行かんでも済むよ。
最近はちょっと飽きてきたんだけど...

17連休も今日で終わり、とうとう明日から会社だ。...だりぃーよー。

1月9日 (イニシャルD)
俺、今までにマンガを買って読んだことが殆ど無い。小さい頃から少年ジャンプも読まなかったし、せいぜい寮の友人が読み終わったヤングジャンプを暇つぶしに読む程度だった。ところがサウジに出張した時、「イニシャルD」っつう峠を走るハチロクを描いた漫画本がアパートのラウンジに置いてあった。結構面白くってすぐに読み終わり、続きがすごーく読みたかったんだけど、残念ながらそこには1巻しかなかった。もちろん帰国してからすぐに続きを買って読んだのだった。登場人物の絵は相変わらずヘタクソなんだけど、車は細かくて綺麗で良く描けているのだ。

「イニシャルD」は結構人気があって、長野五輪スケートで清水が金メダルを取ったあとのインタビューで、「試合前はマンガ読んでリラックスしました。イニシャルDっていう車のマンガなんですけど...」と答えていたっけな。...先月末、最新巻の17巻が出たので今日買ってきた。今度は初めてロドスタが登場するんだよね、楽しみ楽しみ...

岡村靖幸も歌ってたけど、電車の中で「少年ジャンプ」とかのマンガを読んでるオヤジってかっこ悪い。40越えてるような人が、吊革にぶら下がりながら「少年ジャンプ」なんかを熱読してる姿を見掛けることがあるけど、同じものを小学生が読んでると思うとちょっと怖いよー。...マンガは家で読みましょう。

1月8日 (アパート相場)
香川のアパートの相場をチェックしてみた。やっぱ東京近郊のアパートの相場はとても高い、高すぎる。うちのアパート(行徳)は3Kで73,000円とこの辺りでは格安なんだけど、築18年とかなり古い。入居前にリフォームでフローリングを張り替えてくれたり、壁紙を張り替えてくれたりして綺麗になったから、結構満足してんだけどね。あとこれに駐車場代が必要だから、結局8万円以上払っている。うちの田舎(香川)で8万円出すなら、楽に新築の3LDKが借りれる。もちろん駐車場2台込みで、エアコンだって標準装備。郊外なら、4LDKの物件も十分狙えるのだ。

予算が6万円もあれば、2LDKプラス駐車場2台込みの物件を結構たくさん見つける事が出来る。駅前だと価格は上がるけれど、日常の足は車だから駅前に住む必要は全然ないのだ。物件はたいてい築十年以下で、新築も珍しくない。行徳で探したときは、2LDKで7万円台の物件を探すことは至難の業だったんだけど...俺の友達は新築の町営住宅(2LDK)に申し込んでるんだけど、家賃はなんと20,000円だ。安いだけに競争率が高くて、入居できるかどうかは運まかせらしい。...と言っても競争率は2倍だけど。

1月7日 (富士山)
久しぶりに飛行機で東京に帰ってきた。天気は曇り空の地域が多かったけど、頂に雪をたくわえた富士山は綺麗だった。以前、晴れてた日に大阪あたりから富士山が見えたのには驚いた。遙か彼方にちっちゃく見えたんだけど、周りに高い山がないから、遠くからでもはっきり富士山と分かった。遠くにかすむ富士山はなんとなく神秘的で、西遊記の天竺の景色みたいな感じだったよ。

相変わらず羽田空港ってのは不便だな。成田に比べりゃ相当便利だけど、決して東京からは近いとは言えないね。地下鉄でも通ってりゃマシなんだけど、モノレールは乗り心地が悪いし、意外に時間も掛かる。福岡空港みたいに、繁華街から地下鉄で5分ってのが理想だよ。

1月6日 (ドリフ的笑い)
とんねるずって昔の方が面白かった。宮沢りえや牧瀬りほの出てた頃の「みなさんのおかげです」は、毎週欠かさず見ていた。高専の頃だったと思うんだけど、くだらない仮面ノリダーを寮の集会場のテレビで毎週見ていたもんだ。「みなさんのおかげです」はフィリピンやタイからの外国人留学生にも人気があってよく一緒に見てたんだけど、彼らは笑うポイントが我々とはちょっと違っていた。彼らはドタバタ劇のようなドリフ的笑い、或いはトムとジェリー的な笑いを好むのだ。留学生は日本語がかなり堪能だったから、内容はちゃんと理解できてたと思うんだけどね、これもやっぱ文化の違いかな?彼らにチャンバラトリオとか、ユートピアの漫才を見せたら「ばかウケ」まちがいなしだ。

1月5日 (TONEの工具)
うちの父ちゃんは結構いい工具を持っている。もう30年くらい前に買った工具らしいけど、TONEっていう国産メーカのしっかりとした作りの工具だ。ちゃんとした工具屋で買った物で、本人曰く「結構高かった」らしい。TONEってのは今もあるメーカで、KTC(京都ツール)に次ぐ国産工具メーカの一つだ。30年前だと、もしかしたらKTCよりも有名なメーカだったかも知れないね。工具も結構進化してるから、今の工具に比べるとちょっとデザインは古いけど、まだまだ現役で使える物だ。俺、学生時代はいい工具持ってなかったから、よく父ちゃんのTONEのメガネレンチを借りてバイクをいじったもんだ。うちの父ちゃんはどうも工具フェチで、高速カッターやら溶接機やらと、結構道具は揃えているのだった。

俺も将来、息子に「父ちゃん、工具貸して」とか言われるのかな。「しょうがないのぉ、使ぉたらちゃんと元に戻しとけよ」とか、「スナップオンは高いけん、なしにせんよう大事に使えよ」とか言うのかな。「Vesselはチップが堅くて欠ける事があるけん、ドライバー買うんやったらPBがええぞ」とか、「ニッパはバーコにしとけよ」とかアドバイスするのかな。

1月4日 (ひさお)
うちの実家には堀があって、俺が小学生時代に釣ってきた鯉が未だに元気に生きている。うちから一山越えた3キロあまり離れた所にある野池で、仲良しのひさおと釣った赤い鯉(オレンジに近い赤)だ。ナイロンの買い物袋に水を入れて運んだのだけど、チャリで持って帰ってくるのはとても苦労した。それにしても鯉って結構長生きするんだね、もう20年近くになるもんね。その鯉はちゃんとした釣り竿じゃなくて、ラジカセのアンテナに釣り糸をつけて釣り上げたのだ。1メートルくらいの長さの割としっかりしたアンテナだったんだけど、当時の俺のお気に入りタックルだった。

ひさおの家には懐かしのローラースルーゴーゴーがあって、いつも遊んでいた。ローラースルーゴーゴーってのは、前2輪・後1輪で、後ろ足でペダルを蹴ることで後輪を駆動するFRマシンだ。当時はよく駆動ベルトが切れたり、外れるトラブルに見舞われたものだ。ある日アスファルト舗装された近くの農道から滑降したんだけど、長さ300メートル、傾斜10度の急斜面はとてもスリリングだった。ローラースルーゴーゴーは恐ろしくブレーキがプアで、ずっと全力でブレーキングしても全然減速しないところがまたエキサイティング。俺は時速30キロ(推定)で見事に転倒し、傾斜面を10メートル近く転がって膝を負傷した。その傷は今でも残っている。斜面を転がる俺を目の当たりにしたひさおは、無言でトライアルを中止した。速く走るためにはブレーキングが重要と言うことを、身を持って学んだ遠い夏の日の思い出であった。

久米ひろしがニュースステーションに帰ってきた。無精ひげみたいなのを生やしてて、なんか大竹まことみたいになってた。また週刊誌に叩かれるんだろうな...

1月3日 (ターボ仕様)
新型ロドスタを所有する
m1048さんからメールが入っていた。俺のHPを見てメールをくれたのだが、ロドスタ関係では初めてのメールなのでとても嬉しい。所有するロドスタはもちろんチューンされており、ターボ仕様とチューニング内容はかなり過激。一度乗ってみたいねぇ、ターボ仕様のロドスタ。何たって車重が軽いから、相当過激な走りが期待できそうだ。俺はロドスタ以外の車にあんまり乗ったことが無くて、ターボ車といえばR32スカイラインのタイプMくらいなモンだ。タイプMのパワー(210ps)でも扱いきれんと思ったから、俺は持て余すだろうね。やっぱ俺には俊敏なレスポンスと高回転域のパワーを楽しむメカチューンの方がお似合いなのカモ。

1月2日 (変わった雑煮)
いかん、太ってきたよーな気がする。実家の体重計で70Kgもあった、これは今までで最も重いマイレコードタイだ。食っちゃ寝してたから、知らんうちに太ってた。あんこ入りのお雑煮食べている暇ではない、なんとかせねば。...うちの田舎では、お雑煮にあんこ入りのお餅を使うのだ。これは冗談じゃない、ホントなのだ。白味噌仕立ての出汁に、具はあん入りお餅のみとシンプルな構成なんだけど、白味噌にあんこが混じるかなり変わった味わいだ。美味しいかどうかは、ここではノーコメントにしておこう。もちろんあんこ無しのお餅を使った普通の雑煮もAvailableなんだけど、香川に来たときはあんこ入りの雑煮を一度お試しあれ。

1月1日 (お正月の思ひで)
俺が小学生の頃、お正月には先祖代々のお墓と近所の氏神さん、地神さんにお参りに行ってた。地神さんてのは、この辺りの土地の神様を奉った神社で、うちの爺さんが子供の頃は地神さんの境内で相撲を取ってたらしい。俺の子供の頃は相撲なんて取らなかったが、まだ土俵跡は残っていたのを覚えている。当時、地神さんとお墓はたいそうな山の中にあって昼間でも薄暗く、普段は怖くて一人で近づくことが出来なかった。お正月にはそこに家族揃ってお参りするのだ。そこにはシダなんかも密生していて、うちの父ちゃんがシダをきりとって弓矢を作ってくれた。シダで弓が作れるの知ってる?もちろん本物の弓じゃなくて、子供の遊ぶ程度のもんなんだけど。幼き俺はその弓がたいそう気に入って、それ以来毎年お正月にシダで弓を作ってもらうのが楽しみだった。早いもんで、あれはもう25年近くも昔のことだ。

今はその山が切り開かれて、600戸の民家が建ち並ぶ新興住宅地となってしまった。墓地も区画整備され、全然怖い感じは無くなった。地神さんも他の場所に移され、土俵跡もなくなった。当然シダももう生えてはいない。今思うと、昔の方が趣があって良かったな。写真とかも残ってないから、今となっては俺の記憶の中にあるだけだ。地形すら原形を留めていないから、そのうち記憶も薄れていくんだろうね。なんだか寂しい感じがするね。氏神さんはまだ昔の面影を色濃く残しているから、明日でもデジカメ持って出掛けることにしよう。

...2000年問題は大丈夫だったみたいだね。日付が変わる瞬間は、ちょっぴりどきどきしたんだけどね。