Harley-Davidson Jyuku
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晴旅人尊塾・・・ハーレーなかよし倶楽部紹介記事
 登録No.5

ハーレーオーナーズ倶楽部

 通のツーリングクラブと、オーナーズクラブの違いといえば、やはりメンバーのバイクの顔ぶれだろう。
 単一機種や、単一メー力ーのオーナーのみを対象とするのがオーナースクラブ。その中でもやはりハーレー系のクラブの歴史は古い。バーレーダヴィッドソンが日本に数少なかった時代から、少人数のハーレーオーナーズクラブはあったに違いない。そして、日本に何十(いや何百か)のハーレークラブがある。天気の良い日曜日ともなると、いい歳をしたオヤジが、何十台もハーレーを連ねてズドドドドッ、と走る。例外なく、名ハーレークラブは規律がとれている事が多い。ツーリング前にはピシッとコースを決め、ほば狂いなくそのコースを走りきる。
 もちろん休憩も予定どおり。大体高速道路ならば、わりと大きめのサービスエリアで何度かの休憩をとる。似たような服装、似たようなヘルメットにサングラス、そしてフルド・レスのハーレーから降りるオジさん達を、たまの日曜に家族連れでドライブに来たオトーさんやオカーさんが白い目で見てる。いわく「ヤーネ、いい歳して。ネッ、お父さん!」だ。しかし、白い目で見られた方のおジさん達は、少しも恥ずかしそうでない。×Xさんがあのコーナーで… とか、○○さんが先頭走ると…、な んて、そのハシャギッぶりは子供のようだ。
 今回のハーレーなかよし倶楽部はこのコーナーに何度めかの登場となるおなじみのオーナーズグループ。“93年の走り初めたというので、図々しくもお邪魔させていただいた。
 「今日はFLH系が多いてすけどいつもはそんなコトないんです。規律?う-ん、ウチのグループは特に決めてないし、ま、ヒトに迷惑をかけない範囲で好き勝手やってますよ。883もいるし、FX系もいるし、ハタから見ればバラバラに見えちゃうかも知れないですね」。
 という、会長の東さん。この人も、ショベルヘッドのエンジンに魅入られて、今や自分でショベルエンジンをOH出来るまでになった熱狂的ハーレーフリーク。現在も、ショベルヘッドばかり 、4 台も所有していると言う。
 設立から8年が経ったなかよし倶楽部。現在40名ほどのメンバーから成立しているが、そのクラブ内容は意外なくらいフリー。おかしいな、ハーレークラブといえば規律ギチギチの軍隊もどきのヤツばっかりのハズなのに…。規律の厳しいハーレークラフとフリーな雰囲気のハーレークラフどっちが多い?ウーウンなんて悩んでるより、要は楽しきゃいいワケ。道理で、みんな子供みたいにハシャいでらっしゃる!

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