2.計画名 中米ハリケーン被災地支援
3.活動計画
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ハリケーン「ミッチ」による被災地の現状を日本において広く知ってもらう。
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ホンジュラス国コロン県の町村において、ハリケーン「ミッチ」によって深刻
な被害を受けながら援助を十分に受けられていない被災地、被災者への緊急援助、
復興援助を行う。
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日本において「中米ハリケーン被災地義援金」として寄付を募り、支援物資の
購入等に充てる。
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4.活動中間報告(99年3月31日現在)
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ホームページを開設し、ハリケーン「ミッチ」による災害についての情報をイ
ンターネット上で発信した。また同ホームページにおいて義援金を募った。
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神戸のさまざまな団体(NGO、国際団体等)と、現地の支援を行う「中米ホ
ンジュラス北部緊急救援・実行委員会」を結成し、マスメディア、NGO間のネッ
トワークなどを通じて情報を発信した。また寄付の呼びかけも行った。
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ブエルタ・グランデ村において崩壊した家全戸にトタン板と釘を配布した。ま
た同村において乳幼児および高齢者の栄養状態改善のため、粉ミルクなどを配布
した。
日本より持参した幼児用および成人用抗生物質約2万錠、外用薬などを、アイ ルランド政府から派遣された「Honduran-Ireland Support Group」の医師に提供 し、それら医薬品はドス・ボカス、サンタ・ロサ・デ・アグアンの各診療所での 診療活動に使用された。また同グループへ働きかけ、ブエルタ・グランデ村内で の医師の見回りなどが実現された。 地元病院と協力して、青年海外協力隊のOBが作成したスペイン語による伝染 病予防マニュアルを周辺村落の各診療所に配布。診療所のないブエルタ・グラン デ村等では全戸に配布した。 自治組織がないため援助物資が一切届いていなかったミラモンテ地域で、トタ ン板と釘の配布を開始した。同村でもほとんど家が崩壊していたが、3月末日ま でに約10軒の家が建て直された。 ブエルタ・グランデ村の小学校において鉛筆、鉛筆削り、ボールペン、ノート、 消しゴムを配布した。同村では家財のほとんどが流され、文房具などの教材がな いために授業を受けることのできない子供多くいたため、ハリケーン以降休校状 態だった小学校が始まるのに合わせてこれら教材の配布を行った。 ブエルタ・グランデ村においてトマト、ラディッシュ、ピーマンの種子を各戸 に配布した。これは住民の栄養不足を解消すため、また野菜を育てるという作業 自体を住民の今後の生活への意欲を高める動機付けにするためである。 収穫後、種子を採取して新たにまた野菜を育てることで、長期にわたる栄養供 給源が確保されることを期待し、新たな種子の採取が容易であることを野菜選定 の基準のひとつとした。 同村の小学校で生徒による菜園を作るため、小学校にも同様に種子を配布した。 |
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支援活動費
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