「私のカメラ遍歴」

 

 始めのカメラは親父のOLYMPAS PENであった。ハーフサイズで倍撮ることが出来たが、天気が悪いと画面中心に白いモヤが出る不良品で、修理に出しても治らなかったということから、あまり長くは使わなかった。

 次に叔父のPENTAX SVを借りた。露出計外付けの一眼レフで、50mmと105mmがついていた。この頃のPENTAXはスクリューマウントというねじ込み式のマウントだった。速写性にかけたためいよいよ自分のカメラが欲しくなった。

 親に無理を言って自分のカメラを買ってもらった。PEMTAX K2。1ランク下のKXという約束だったが、売り場に行ってどうしても欲しくなって買ってもらった。55mmと135mmをつけた。学生時代をこのカメラとともに過ごした。愛機である。

 そのうちモノクロとカラーを使い分けられるサブカメラが欲しくなり、PENTAX MXを買ってもらう。広角が欲しくなりシグマ28mmも購入。広角が欲しいというのは、車庫の隅に詰め込まれた廃車体を撮る際に、広角じゃないと入らないからだった。このころからすでに病気が発病していたらしい。高校卒業くらいまで、しばらくこの2台態勢が続く。このカメラにはワインダーかモータードライブがつけられたが、ついに購入することはなかった。薄型40mmとワインダーをつけてスナップ用にしたかったが、現在故障のため休車中である。

 周りがPENTAX 6X7できれいな写真を撮っていることから、バケペンが欲しくなる。泣いて親を説得して借金という名目で、ついにバケペンを手に入れる。105mmと200mmだった。大学時代は6x7メインで活動。この頃の写真はスキャンできないため。今もUP出来ずにいる。その後55mmも購入。最近はほとんど稼働しなくなってしまった。

 社会人になってお客さんのカメラマンより中古のバケペンを3万で購入。サブとして使いはじめる。

 望遠ブームの最盛期、自分も超望遠の世界が撮りたくなり、会社の先輩よりCANON AE-1P・35~105・70~200・400mm・モータードライブを7万で手に入れる。初めてのモータードライブに感激する。

 後輩のEOS10を見せられ、オートフォーカス進歩を見せつけられ、購入を検討しはじめる。折り良くEOS5発表。28〜105・300mmを購入。この性能に魅せられ200mm・20mmと追加し、サブの同型ボディーを追加購入する。現在のメイン使用機。

 先輩の飽きたCONTAX T2を見せられ、つい7万で購入。レンズの違いを痛感する。

 EOS5に満足するも、プラスティックボディーの点だけが不満に残っているおり、CONTAX STの新品が型落ちで半額になっているの知る。ぺッタンコな40mmをつけてスナップしたくて、迷いながらもやはり我慢できず購入。40mmと135mmの一番安いレンズでスナップ用に使用。

 現在EOS5とSTとT2を気分で変えて使用中。ほか親父から受け継いだ2眼レフといただいた2眼レフがあるが、最近は全く使用していない。

 

 

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