「東急3450系」 

 

 

 

 

 東急では目蒲線と池上線に最後まで3450系ががんばっていました。3600・3800系が車体更新されてしまったのに対し、こちらは海坊主化されず、我々を楽しませてくれました。この電車の魅力は製造メーカーの違い、改造箇所の違いで、さまざまな表情のタイプがあったことがあげられます。

 

 

 ほとんどが貫通タイプでありましたが、3450・3452・3455・3460あたりは非貫通のタイプで比較的最後まで残っておりました。また、両運転台のタイプのままの車両も、3450・3499が残り普段は試運転時などの事業用として使用されておりましたし、他の車両の検査時のピンチヒッターとし営業車として組み込まれたりしておりました。

 

 

 

 私はこの3452が結構ごひいきだったのですが、今になって思うと「ああ撮っておけばよかった。」などと後悔することしきりです。結構時間をかけて撮ったつもりでいたのですが、やはり好きなものはいくら撮ってもこれで満足ということはないようです。

 全廃後、3450はデビュー当時の姿に復元されて保存されましたが、やはり自分のなじみのある姿はこのグリーン塗装のこの姿であるので、もう見ることもないと思うと非常に残念でなりません。

 

 

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