「5000系が好き」 

 

 

 

  京王電鉄は少年時代の地元の鉄道であったので、愛着もひとしおです。5000系は当時の最新車両でしたから、特急は皆この車両でした。種別表示のサボを「特急」にしてさっそうと走り去る姿が焼きついているものですから、上の写真のように、サボ受けが何もないと何とも落ちぶれた寂しい感じがして仕方がありません。休日特急には「高尾」「陣馬」の大型マーク、大晦日から元旦にかけて走る「迎光号」の大型マークはとても決まっていたものでした。また、1編成のみスカート付きのものが存在してまして、後に撤去されてしまうのですが、これもなかなかなので、モノクロですが後日お見せしようと思います。この後の本当の最終日に「赤ヒゲ」と呼ばれる旧塗装が復活するのですが、そんなこと知らない私は後で聞いてがっかりしたのは言うまでもありません。東急5000系のように現在各地に引っ張りだこで、第2の人生を歩んでいるのをみるととてもうれしい気分です。富士急行では「特急」もあるようですし、伊予鉄道では増結用の切り離し回送で、妻面もあらわに走り去るユニークな姿も見ることが出来ます。一畑電鉄分の改造車の変貌ぶりには驚きましたね。

 

 

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