「京浜急行電鉄 1000系」 

 

 

 

 

 重厚な感じが好きである。電車らしい電車という気がする。大きなヘッドマークが似合いそうだ。この京急の真っ赤な塗装をまとった電車達は、そのイメージが強烈なせいか、譲渡され他社の塗装をまとってもなんか物足りなく感じてしまう。琴電などは特にそう思う。黙々と走る硬派なイメージを感じる電車である。

 


 

  最近の1000系は普通の運用が多く寂しい。一部は大師線の支線に流れたし、廃車され地方私鉄に流れたものもある。それでも他の多くの大手私鉄から同世代の名車が姿を消していく中、この型式が残っているのは嬉しい限りだ。まめに記録にチャレンジして、少しでもこの1000系のいい顔を残せたならと思う。

 

 

 がんばって行けばいいこともある。そう、この日は快特運用に入っていた。さらに並んでくれたではないか! 凛々しい姿がたまらない。1000系よ、がんばれ。私は君の疾駆する姿が大好きだ。

 

 

(2007年6月27日追記)

 

 

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