「大井川鉄道 いぶき501」

 

 

 1956年日立製50t機である。大阪セメント伊吹工場で1999年まで使用された、言わずと知れた「いぶき501.502」である。2000年3月18日、いよいよデビューということで、これからいつでも撮れると思いながらも、そんな考えで以前から失敗しているので、今回は早速とばかり出かけた。

 

 

 一番驚いたのは、ライオンマークの復活である。大井川鉄道さんも粋なことをなさる。当日の記念列車は501が牽引したが、千頭行はなぜか片パンで、折り返しは運転士が何やら操作してやっとパンが上がり、両パンタを撮ることができた。

 

 

 いぶき502の方はまだライオンマークは入っていなかった。今後こちらもそうなるのだろうか。同形機重連を見てみたいものだ。スノープローが外されたのは残念だけれども、大井川ではほとんど必要ないものなので、そのままではかえって変かもしれない。ともあれ、今後の両機の活躍を期待したい。

 


 中部新国際空港建設に伴う貨物運行のため、驚いたことに、いぶき501・502が三岐鉄道へ行くそうである。501が3年のリース。502が譲渡ということであるから、502は本当に短期間の大井川鉄道在籍となる。5月には搬入ということだから、同形機重連を三岐で撮影できるかもしれないわけだ。う〜ん、また忙しくなりそうだ・・・。

 

 

 

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