1949年日立製45t機である。E101.2とは製造先が違うが、同形式の連番となっている。今回いぶき501.502の譲受で廃車候補となり、2000年3月18日、いぶき501のデビュー時に千頭の撮影会に現れ、追うものと追われるものの新旧並びが実現した。当日は撮影会終了後の、いぶき501の記念列車の後部について金谷まで向かった。
それにしても、一度岳南に譲渡されたED103と思うのだが、いつのまに大井川に里帰りしたのであろうか。まことに印象深い履歴の機関車である。
追加経歴
昭和45年9月:岳南鉄道へ
昭和56年4月:岳南鉄道より譲受
廃車かと思われたED103ですが、いぶき501・502が三岐鉄道へ行くことで、検査入場しこのまま活躍するそうです。なんとも、強運の機関車ではないだろうか。