今も現役なのがうれしいDD502。品川から水戸局へ転属したばかりのミトザが、関東鉄道へ団体列車として入線したときは、本当に狂喜いたしました。ロッドをグルグルせわしげに回転させながら走り去るその姿は、必見の価値があります。ほんとうによくぞ元気でと思ってしまいます。ある時は譲受車のキハ回の当日に故障してしまって、結局撮れなかったなんてこともありましたが、そんなことは次の走行シーンを押さえられれば、それはそれで良い思い出であります。ともかく君がいつまでも元気で走ってくれることが、僕らの願いなのですから・・・。

　最近その価値を認められたようで、イベントやらにも登場することになり、少しづつ塗装が華美になりつつあるのが心配ですが、このままいつまでも1年1回でもいいから君と付き合っていたいと思うのは、はかない夢なのだろうか。平日の走行は社会人になった今では大変だけれども、もう少し自分なりの表現で君を記録できるまで、今のままで変わらないでおくれ。僕はがんばって君に会いに行くよ。