混合列車が残っている頃、のんびりしていてなくなってしまい後悔していた。久方振りに本線に出るというので出かけてみた。
初めて訪問した頃、ここの気動車はこの機関車と同じ茶色の出で立ちで、ずいぶん渋い鉄道であった。国鉄の185系が出てから始まった派手なストライプ塗装は、ローカル線にも波及し、このような編成にはあまりにも不釣り合いなものとなってしまった。当時の塗装であればなかなか渋いのであろうが、最近は塗装変更されても、混成ややりすぎ塗装なんかが多くてどうにも好みとは合わないことが多い。ただ、私のようなわがままな鉄道ファン相手に、希望に応えてくれる鉄道会社にはただただ頭の下がる思いである。