「秩父鉄道 デキ300」

 

 

 このデキ300は1967年日立製の50t機、301〜303の3両が製造され、貨物営業に奮闘している。昔は大きなライトが印象的であったが、シールドビームに改造されてしまっている。

 今回は「秩父鉄道開業100周年」ということで、3重連の記念列車が走るというので正丸峠を越えて秩父へ来たら、3重連は3重連でも3重連単機で少々ずっこけてしまった。こちらとしては渋い貨物か、電車でも牽いてくれればと思うのであるが、イベント会場である三峰口が展示車両でいっぱいになるための処置ではないだろうか。少々残念である。編成の方は、デキ302+202+102という2号機のゴロ合わせトリオという組み合わせ。この鉄道では機関車の回送を兼ねて3重連は時折見かけるのだが、全機パンタを上げての走行は私は初めてであった。

 

 (2004年8月、4重連の先頭に立つ303号)

 

 

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