デキ100は全機日立製であるが、製造年・重量・性能に若干差があって、101・102〜103・104〜106・107〜108に分類されると聞く。特に107〜108は松尾鉱山鉄道からの譲受車で、若干の性能差はあるもののデキ100の追番として編入された機関車である。他のデキとの形態的な大きな差はヘッドライトが1灯であるということ、正面窓が大きいということぐらいであろうか。ほとんど貨物営業をやめてしまった私鉄にあって、西の三岐鉄道とともに、東の雄として、今も貨物営業に活気があってうれしい限りである。