「秩父鉄道 デキ1」

 

 

 デキ1は1922年米ウエスチングハウス社(W.H)製、1〜5号機までが在籍していた。20年ほど前でも、5台もの舶来の同形機を所有していたのはこの鉄道くらいで、他の電機の中にあっても、とても存在感があった。晩年は茶色から青色に車体色を変更してしまったが、入れ換えを中心に元気に活躍していた。最後の本線での撮影は、JRトロッコ列車入線での「TORO TRAIN」の牽引で、実質これがさよなら列車になったのではないだろうか。

 現在デキ1は三峰口の構内にED38などとともに保存されているし、2〜5についても引取先が決まって沿線に保存されると聞いているが、現在はどんな様子であろうか。

 

 

 

 

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