加世田の車庫のはずれで、いまだに残る軌道を見つけた。けだるそうなキハの走行音が思い出される。
そして運動公園に蒸気機関車が保存されていたはずなので、場所を聞いて訪ねてみる。何と月曜日は閉園で、山の麓から歩いていくはめに。時間がないというのに困った。
それでも蒸気機関車の前まで行くことが出来て一安心。1944年汽車製造製12号機。形態はC12にそっくりであった。
1984年(昭和59年)3月の廃止だから、今この文書を書いている2002年から遡ること18年前のことになる。次はあの頃のモノクロのカットを紐解いてみたいものだ。反転したネガからどんな想い出が出てくるのだろうか・・・。
(2002-12月撮)