坑木運搬線からインクラインをよじ登ると、1円電車の明延側の線路跡敷地に出る。
線路はほとんど撤去されているものの、施設はほとんど残っており、まるで復活の時を待っているかのようだ。
508mm電化区間に使用されていたという電機が1両残っていた。この軌道がどこへ向かっていたのか資料がないので知らないのだが、もっと探せばまだ車両が残っているのかもしれない。そんな予感がするほどいろいろなものが残ったままになっている。