インターネットを始めて知った軌道である。この存在を教えてくれた方とは一緒に撮影に行くまでになった。閉鎖的なこの世界の中では、とても不思議な出会いである。インターネットのすごさを痛感した一番の出来事であった。
上の写真の機関車が一番のお宝であった。酒井とはにわかに信じがたいが、ずいぶん改造されて、こんな姿になってしまったらしい。最後のサッシ窓化がかなり効いている。ずいぶん男前を落としてしまった。それにしても自宅から3時間のところに現役の酒井がいたなんて、それも私はゴハチを撮るためにこの工場前を何度となく通過している。残念ながら面会かなったときには、酒井は廃車となりスクラップ寸前であった。
ほかはニチユの機関車がいる。キャブ付きで今時貴重な形態である。パトランプをまわして、そろりそろりと走ってくる。