銚子電鉄 2000系デビュー 

 

 

 銚子電鉄の新型車のデビューがついに決まった。懐かしい京王線2000系が昔の緑一色に戻ると言うことで、早く撮影したい気持ちで出かけることにした。ただ、最近は車で行くのがおっくうで、銚子まで高速もつながっていない事から更に気がのらない。そこで何十年ぶりかの「青春18切符」購入と相成った。このネーミング何とかならないものか、親父になった今、何とも気恥ずかしい切符だ。「のびのび切符」でよいではないか、何て心で思いつつ、みどりの窓口で出来る限りさらりと何気なくオーダーした。

 

 

 

 

 

 

 

 退屈かなと思われた道中も、寝てしまったのであっと言う間に着いた。とにかく距離もあるし、乗り換えが多くて大変だが、今の自分には車を運転するより気が楽でいい感じだ。銚子の駅で電車を待っていたら、クリーム一色顔の2000系が入ってきたのでビックリする。全車緑かと思っていたのだ。まるで東武熊谷線のカメ電車で、デビュー記念のヘッドマークの配色も廃線さよならマークに似ていたので、一瞬何が起こったのか混乱した。

 

 

 

 

 

 仲の町に降りると、デキ3の走行開始14:00にちょうど良い感じに着いた。走ると思っていた緑の2000系は展示に回っており、サボから方向幕まで京王時代での展示となっていた。懐かしい多摩動物公園のサボはよかったが、見事に架線柱の影がざっくり入ってあきらめた。2000系と入れ替わりに引退していく旧型車達も、最後のお披露目?に参加していた。しかし何分狭い構内で、撮影のしようもない。

 

 

 

 

 

 さもするとデキの動く時間となった。懐かしいツートンのデキは、元気よく走り出し、1時間楽しめるかと思ったが、3往復ほどして終わってしまった。光線もサイドに回りきらなかったので、ちょっと残念であった。

 

 

 

 

 

 

 一日券を買ったので、犬吠まで行ってみる。ぬれ煎餅交換券が付いていたので引き替えて、801系を狙う。どう撮ったものか、あまり斬新な案も浮かばないので、流し撮りをしてみた。

 

 

 

 

 

 5000系もどきの反対面もちゃんと撮っておかねばと待ってみた。マークは京王電鉄「高尾」のデザインを模したものだった。斜光線で床下まで光が回りいい感じ。

 

 

 

 

 

 架線柱の影、そろそろ切れたかなと思ったが、すでに入れ替え終了し、移動していた。みんな並びを撮っているのでチャレンジしてみたが、良いところでまた架線柱の影だ! また撮れるさとここで切り上げ、801系で帰ることに。明日で801系も引退するのではという話だ。銚子からは青白の113系。千葉手前まではボックスもひとりでゆったり。たまにはこんな旅も悪くない。

 

 

 

 

(2010年7月24日撮影)

 

 

 

 

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