さて2日に渡る撮影も佳境を迎え、一旦梅田に出てから、折り返して能勢電鉄を目指します。
歴代の阪急の旧型車で引き継がれたこの鉄道は、私の撮りたかった名車が最後まで活躍していたところでした。320型なんか、是非とも撮りたかったなぁ〜。
そんな同電鉄も100周年を迎え、懐かしのオリジナルカラーが2編成復活しました。まずはクリームとブラウンのツートン車に山下でご対面。妙見口方面折り返しに入ってて欲しかったんですが、この日は日生中央折り返しでした。ここは転線時も電車にのってて良いように出来ていて、乗り換え時に階段の上り下りが無くて良心的ですね。知らずに電車が反対方面に行ってしまったときには少々焦りましたが。(^0_0^)
日生中央へは今回初めて行ってみましたが、車でもないと相当歩きますし、高架とトンネルで難易度も高そうです。結局上のカットを押さえて、納得することに。
もう1編成が妙見口折り返しに入っていました。こちらはニュータウンのイメージに良く合った塗装ですね。
光風台でトンネルから出てきたところを撮るつもりが、ここで上り下りが並んでしまうので失敗。トンネル進入を狙います。露出がないのが何とも残念なところ。本日の撮影はこれまでとなりました。川西能勢口から阪急に乗って、梅田の人混みを避けたかったので、蛍池から千里中央を抜けて新大阪へ。17:26の「のぞみ」に乗りました。そういえば昼飯も食えずに撮り歩いていたので、おなかペコペコ。地下鉄駅近くの弁当屋でステーキ弁当を購入。ステーキだから牛かと思いきや、これが鶏。それでも焼き鳥専門らしく旨味が出ていて美味。冷たい駅弁より遙かによろしく、これは良い店見つけたと胃袋へ詰め込みました。
京都手前にある跨線橋。いつも気になっていた風景を最後にカット。昔、京都市電が走っていた頃の架線柱がしっかり残っていて感慨深いです。列車は雨の夕闇を駆け抜け、お約束の近江鉄道の電車を遠くに見つけて喜んで、後は爆睡。20:00東京着。四谷からいつもの帰宅コースで自宅に着いたのは22:00近くでした。
(2008年8月撮影)