弘南鉄道 ラッセル撮影 

 

 

 

 久しぶりのHP更新だ。気温が下がると机に座る気になれない。何度も書いているようで恐縮だが、寒いのは苦手だ。暖かい部屋で好きなものを食べ、好きな本なんかを眺めて過ごすに限る。だけど写真趣味にあって、冬の過酷な写真を外してしまっては、何とも情けないラインナップに感じてしまい。時にはこれはいかんと旅に出る。今回もそんな感じで、この冬は雪まみれの列車を撮ってみたいと思っていた。そんな時、「弘南鉄道フォトラン募集」の記事を知人のサイトに見つけ応募した。応募してしまえば、金がもったいないから確実に出かける。参加費は2万円近い結構な値段だったが、少しでも地方私鉄の利益になるのであれば、それもやむを得ないというところか。経営危機がささやかれるJALのマイルがたまっていたので、これを使用して青森へ飛んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2010年1月10日、弘南駅に集合し、貸し切りバスで大鰐へ移動。思ったよりバス利用は少なく、日本海の入線を撮ってから来ればよかったと後悔する。本番さながらの雪を期待していたのだが、夜ほとんど雪は降らなかった様子で、雪をかく姿をイメージしていただけに、少々落胆は大きい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一発目は鉄橋を行く姿を早速流し撮りにする。しかし雪が思いのほか降ってきて、あまりわからなくなってしまった。ちょうど全国一斉の野鳥国勢調査日で、調査員の人が声をかけてきて、いろいろな話を聞きながら談笑。寒さが紛れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 停車時間を先回りしてもう一カット。ところどころ雪がひっかかって、わずかにラッセルするのだけれど、シャッターを押した辺りにあいにく雪はなかった。う〜ん、残念。

 バス利用組はこれ以上追いかけられず、返しを待つ。もうかく雪もなさそうなので、後半は俯瞰してみることにする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 思いのほか樹木が育っていて俯瞰できるところが見つからない、やっとこ崖斜面をわずかに下って見通せるところを見つけたが、ちょっと慣れるまで怖かった。

 返しを撮ったところで午前の部終了。このあと583系が来るらしかったので撮影に向かったが、遅れているのかやってこない。居合わせた人の話だと、数日前故障したとかで、昨日の掲示板にもこの列車の記事が全然上がってなかったのだという。車庫への招集もあったので、後ろ髪ひかれる思いで下山する。ホテルへ帰って知ったことだが、この1時間程前に特急「かもしか」が踏切で車と衝突し、一時不通になっていたようだ。少し遅れたのかもしれない。とにかく雪中の583系が撮れず、毎度の事ながら誠についていない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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