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  2002年 2月14日 朝刊 26面
韓国NGO第一陣が来沖/きょうから環境シンポ

 名護市と那覇市で開かれる「沖縄・韓国環境シンポジウム」に参加する非政府組織(NGO)の韓国環境運動連合(KFEM)の第一陣が十三日、沖縄入りした。李鐘萬団長ら二十三人。シンポでは米軍基地に起因する環境問題や地位協定の問題点などを報告する。
 シンポジウムは同連合と沖縄環境ネットワークの主催。名護市労働福祉センター(十四日午後七時)と沖縄大学三号館(十六日午前十時)で開かれる。
 KFEMはシンポで韓国の抱える問題を報告するほか、米軍基地や辺野古、泡瀬干潟、北部の森などを見て回る。メンバーは「沖縄は在韓米軍基地が集中する京畿道と同じ状況。基地移設の後、生態系をどう復元するか、どういう環境問題が生じるか、関心を持っている」「米軍基地の問題を話し合い、日本の人たちと連帯を強めたい」などと話していた。
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