市議会野党が住民投票求める/沖縄市の泡瀬埋め立て
【沖縄】中城湾港泡瀬沖合埋め立て事業を問う住民投票の実施を目指す沖縄市議会野党議員ら七人は五日、新里八十秀市議会議長に対し「住民投票条例の制定および住民投票の実施を求める請願」書を提出した。請願書には、泡瀬干潟住民投票市民の会が集めた八百三十五人の請願署名も添付されている。
同条例案の審議のため市議会は六日午前、臨時本会議を開いたが、同請願書の取り扱いをめぐる協議のため本会議は一時休憩し緊急に議会運営委員会を開いた。住民投票条例案は審議、討論を経て、同日午後、賛成少数で否決される見通し。午前十時からの本会議には条例案に賛成、反対両派の市民が大勢訪れた。 |