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  2002年 1月24日 夕刊 1面
沖縄市長選/仲宗根氏が出馬表明/泡瀬埋め立て推進柱に

 【沖縄】四月の沖縄市長選で、二期目を目指す現職の仲宗根正和氏(六五)は二十四日午前、市内の後援会事務所で記者会見し、正式に出馬を表明した。併せて「活力、平和、文化」を基本姿勢に東部海浜開発計画の実現など政策を発表した。
 会見には稲嶺恵一知事、嘉数知賢衆院議員、西銘順志郎参院議員、自民、公明、保守系の県議や市議、支持者らが出席。泡瀬沖合埋め立てを問う住民投票の実施について仲宗根市長は「このケースは住民投票をやる必然性は非常に薄いと考えている」と述べた。
 基本政策は「中心市街地の大改造と自立型地域活性化施策」「基地の整理縮小と跡地利用計画の推進」など八項目。沖縄市長選には、革新系市議らが対立候補の擁立に動いているが、出馬表明には至っていない。
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