住民投票署名有効と承認/「泡瀬」で沖縄市選管
【沖縄】沖縄市の選挙管理委員会(上地康雄委員長)は七日午後、定例会を開き、中城湾港泡瀬沖合埋め立て事業の是非を問う住民投票条例の制定を求めた署名六千九百九十一人を法的に有効な署名として正式に承認した。沖縄市の場合、条例制定の請求に必要な署名数は約千八百人。条例案が否決された前回の有効署名は九千四百十五人だった。
委員会は同日から有効署名の公示を開始、縦覧は十三日まで。その後二日間異議申し立てがなければ、中心になって署名を集めた「泡瀬干潟・住民投票市民の会」の漆谷克秀氏ら共同代表三人に署名を返還。代表らはその五日以内の今月二十一日までに条例制定を市に本請求する。 |