泡瀬埋め立て／推進署名６万人超／市民の会／国などに今月中旬提出
【沖縄】中城湾泡瀬沖合埋め立て事業で「美ら島を創る市民の会」（比屋根清一会長）が集めている事業推進への賛同署名は三日、沖縄市民（約十二万五千六百人）の過半数に当たる市内約六万三千人分が集まった。まだ集計されていない署名も多く残されており、同会幹部は「目標の七万人突破は確実」との見通しだ。署名は十二月中旬に国や県、県議会、市、市議会などに提出する。
同会が十月に内閣府で早期着工を要請した際、尾身幸次沖縄担当相は「着工するには少なくとも市民の過半数は必要」との認識を示したため、署名目標は当初の市内五万人から市民過半数の七万人に修正した経緯がある。署名は事業に対する「市民合意のあかし」を国などに示すことが最大の狙い。
また、県内経済団体などに対する要請行動を実施し、市外九万の署名を集め、市内外合わせて十五万人を突破した。 |
