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  2002年 2月 1日 夕刊 7面
住民投票必要ない/沖縄市長、意見書付け提案へ/泡瀬埋め立て

 【沖縄】仲宗根正和市長は、市民グループから請求があった泡瀬埋め立て事業の賛否を問う住民投票条例案について、「必要ない」との内容を盛り込んだ意見書を付けて、六日の市議会臨時議会に提案する。
 一日午前、開かれた市議会議会運営委員会(浜比嘉勇委員長)で、稲嶺盛隆助役が同条例案について、昨年六月に別の市民団体から同様の請求があった経緯を述べた上で、市長の意見書について「内容は前回と大筋変わらない」と説明した。
 同条例案は先月十八日、「大事なことはみんなで決めよう住民投票市民の会」(漆谷克秀共同代表)が仲宗根市長に本請求した。
 またこの日の議会運営委員会では臨時議会の会期について一日限りとすることを決定した。しかし、委員からは「少数派の意見を尊重し、委員会に付託して慎重に論議するべきだ」「前回も同様な請求があり、十分審議はされている」など意見が分かれた。
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