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  2002年 1月 30日 朝刊 5面
[わたしの主張あなたの意見]/干潟埋め立て投票で問おう/町田宗啓=60歳

 泡瀬干潟の埋め立て事業を計画した当初は、多くの市民が正しいと信じ賛成した。バブルという異常な時代だった。
 時代が変わって、埋め立て地に進出を希望するホテルが無いと心配する人、自然を破壊してはいけないと思う人、天然の公園である干潟を守ろうとする人が現れて当然のことである。
 昨年、泡瀬干潟埋め立て事業についての住民投票条例請求を、沖縄市は市民の声を無視して拒否した。そして今回二度目の住民投票を請求している。その人たちは沖縄市の市民であり、市を愛する人たちである。決して沖縄市の敵ではない。
 少数市民の意見といえども耳を傾け、市政に反映させるのが政治家である。政治家が反対意見に聞く耳を持たない、耳を貸さないのであれば、それは民主政治とはいえない。
 沖縄市は住民投票を受け入れて堂々たる政治をしてほしい。(沖縄市)
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