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  2002年 1月25日 朝刊 2面
仲宗根氏が出馬表明/再選に意欲「公約着実に実行」/沖縄市長選

 【沖縄】四月の沖縄市長選に向け現職の仲宗根正和氏(65)は二十四日午前、市内の後援会本部事務所で記者会見し、正式に出馬表明した。

 二期目への挑戦で、「公約は着実に取り組んできた。沖縄市が中部の核として発展を遂げるため、あと一期頑張りたい」と続投へ強い意欲を示した。
 会見には稲嶺恵一知事や嘉数知賢内閣府政務官、西銘順志郎参院議員らが同席した。
 泡瀬埋め立て問題をめぐる住民投票については「市議会は過去に全会一致で事業の推進決議をした。住民投票の必然性は認められない」と否定した。
 仲宗根氏は自民、公明の両党から支持を取り付けた。前市長選で革新共闘を離脱して仲宗根陣営に加わった社大党系市議の「市民クラブ」は、いまのところ態度を明らかにしていない。
 仲宗根氏は一九三六年生まれ、沖国大卒。市役所の総務、福祉、企画の各部長、東部海浜開発局長を歴任し、九七年に定年。翌年から現職。

(写図説明)2期目に向け出馬表明する仲宗根市長=沖縄市中央
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