アジアの拠点期待/参院総務委、大学院大学を核に
沖縄振興と情報通信関連施設の視察で来県中の参議院総務委員会(田村公平委員長)の一行が十七日、県庁で稲嶺恵一知事と会談。沖縄固有の自然や文化による自立型経済への提案や大学院大学を核としたアジアの拠点づくりに期待する意見が相次いだ。
八田ひろ子委員は泡瀬干潟など自然環境と開発とで問題を抱える沖縄の現状に触れ、「沖縄独自の自然が持つ文化、平和への歩みの中から新時代に合う産業を生み出せないか」と提案した。
稲嶺知事は「開発する地域と保全する地域のゾーニングを考えて進めていきたい」と答えた。 |
