「開発向け闘う」/泡瀬推進派団体発足/「美ら島を創る市民の会」
【沖縄】泡瀬干潟の一部を埋め立てる東部海浜開発計画の早期実現を求め署名活動を展開する「美(ちゅ)ら島を創る市民の会」の設立総会が六日夕、市内の産業交流センターで開かれた。約百二十人の参加者は、有権者の半数を超す五万人署名を目標に掲げ、気勢を上げた。同会長に比屋根清一市物産振興会長が選ばれた。役員は、泡瀬地区や婦連、自治会長会、福祉協議会、飲食業組合、建設業会などの代表、市議会議員が就任。署名集めの方法を含め取り組み方針を早急にまとめ、十一月末の目標達成を目指す。
比屋根会長は「東部でつまずくと県全体の開発事業に影響が及ぶ。未来をかけ、子どもに何を与えるかの闘いだ」と決意を語った。嘉数知賢衆院議員、仲宗根正和沖縄市長らが出席した。 |
