国道329号早期整備要請/沖縄、具志川の両市
仲宗根正和沖縄市長と知念恒男具志川市長は二日、県庁で比嘉茂政副知事に会い、国道329号沖縄バイパスの早期整備を要請した。
沖縄市池原から具志川市を経由し、沖縄市与儀に至る延長十・五キロメートルで、現在、国が環境アセスメントを実施している。
仲宗根市長は総決起大会の決議文を読み上げ、「慢性的な渋滞の緩和だけでなく、中城湾港新港地区、東部海浜開発地区などのプロジェクトが進行しており、地域振興にとっても不可欠」と、早期整備を訴えた。
比嘉副知事は「環境アセスが順調に運べば、二〇〇二年度には県の都市計画区域に決定したい」との見通しを示した。
比屋根会長は「沖縄市全体の活性化を考え、市の未来をどうするかという視点で事業の必要性を訴えていく」と話している。 |