手続き終え署名始める/住民投票市民の会
【沖縄】泡瀬埋め立て事業の賛否を問う住民投票の実施を求めている「大事なことはみんなで決めよう住民投票市民の会」(漆谷克秀、新屋敷二幸共同代表)は十九日午後、条例制定に必要な署名活動を行える「請求代表者証明書」を沖縄市から交付された。
これを受け、同会は一カ月間、署名を集めることができる。同日から署名活動をスタートさせた。前回、「泡瀬干潟を守る連絡会」が集めた九千人余を上回る三万人を目標にする方針。二十一日からは一斉署名活動を始める。
記者会見した漆谷共同代表は「この運動を通して、市民が干潟のことや埋め立て事業、自分たちの街づくりについて考える契機になってくれればいいと思う。民意を示したい」と話した。
同会は同日、署名活動を行う三百六十四人分の受任者名簿を市選挙管理委員会に届け出た。 |