受任者対象に学習会/泡瀬埋め立てで市民の会
【沖縄】泡瀬埋め立て事業の賛否を問う住民投票の実現を目指す「大事なことはみんなで決めよう住民投票市民の会」(漆谷克秀、新屋敷二幸共同代表)は十六日夕、市内で、受任者を対象にした学習会を開いた。
漆谷代表は「市議会は推進派が多数を占めているが、署名活動とともに市民が泡瀬干潟や事業について話し合うようになればいいと思う」と今後の活動方針を述べた。 現在、条例制定に必要な署名を集めることができる受任者は約四百人集っている。
参加した受任者らは、住民投票条例の請求手続きや署名の収集法などを学習。同会副代表の前宮美津子さんが「最後まであきらめることなく、楽しくやりましょう」と呼び掛けた。
同市民の会には十九日に、条例請求代表者の証明書が沖縄市から交付される。これを受け、二十一日からは本格的な署名活動をスタートさせる。 |