推進署名5万突破/目標は15万人/22日に総決起大会/東部海浜開発
【沖縄】泡瀬干潟の一部を埋め立てる沖縄市の東部海浜開発事業の早期実現を目指す「美ら島を創る市民の会」(比屋根清一会長)が集めている賛同署名は十四日までに、市内外を含め約五万人を突破した。
署名の内訳は市内が二万、市外が三万人。対象は年齢を問わず、事業に賛同する人ならだれでも署名ができる。
同市民の会は、宣伝カーでの署名協力の呼び掛けや立て看板などを設置し、事業の必要性を訴えている。街頭での署名集めのほか、会を構成する市内の経済団体や市議、県議など、各会員に署名数を割り当て、集めている。
十二月の市議会定例会までに市内七万人、市外を含め全体で十五万人の署名を目指す。二十二日には事業の工事再開を目指す五千人規模の総決起大会を開く。比屋根会長は「将来の沖縄市をどうしていくか、という視点で市民の声を数字で表していく必要がある」と話している。 |