早期整備へ大会/国道329号バイパス
【沖縄】国道329号沖縄バイパス早期整備市民総決起大会(主催・沖縄市、具志川市)が十六日、沖縄市民会館であり、地域振興への役割が大きいとして早期整備に関する決議を採択した。
同バイパスは、沖縄市池原を起点に具志川市内を経由し、沖縄市与儀までの一〇・四キロ。来年度の都市計画決定に向け、北部国道事務所が取り組みを進めている。
決議では「交通渋滞が緩和されるほか、沿線には中城湾新港地区や東部海浜開発地区などがあり、地域振興にとっても果たす役割は極めて重要」と強調。仲宗根正和沖縄市長も「二十一世紀の新たな街づくりと地域振興のためにもバイパスは重要な役割を果たす」と事業の早期整備を求めた。
大会には、知念恒男具志川市長や中部市町村会会長の宮城篤実嘉手納町長らが出席。千人余の参加者らがガンバロー三唱で気勢を上げた。 |