泡瀬埋め立ての実現へ署名開始/美ら島を創る市民の会
【沖縄】泡瀬干潟の一部を埋め立てる沖縄市東部海浜開発事業を推進する「美(ちゅ)ら島を創る市民の会」(比屋根清一会長)は十日、同事業の早期実現を求める署名活動を開始した。同会は今月中にも、有権者の半数を超す五万人の署名を集め、来月からは戸別訪問で、市民への周知活動を展開する方針。十二月の市議会定例会前には国や県、市など関係省庁に対し要請を行う。
同日市内で開かれた総会で、比屋根会長は「署名の意味を市民一人ひとりに説明していく必要がある。沖縄市のメトロポリスをつくる夢を実現させたい」と述べ、ガンバロー三唱で気勢を上げた。また会長代行に、元県議会議員の西田健次郎さんが選ばれた。 |