銚子の滝


この滝については「徳島の隠れた名峰と峠」(黒田修治・仲徳一共著、平成12年6月20日発行)より情報を得、また、先達である徳島の滝・風景写真のページのたけのさんからもルート情報等ご助言頂きました。改めて感謝。

上勝町薬研谷源流である沢の一つに懸かる滝です。近辺はアケボノツツジの名所としても知られています。上勝町までのルートはこちらを参考にして下さい
上勝の滝なので、上勝町からのルートを紹介しますが、滝だけを見に行くにはあまりに惜しい場所なので、ハイキングがてら自然散策するのが良いでしょう。その場合、むしろ神山町からアプローチした方が楽しめ(ちとしんどいけど)ます。こちらのルートは冒頭に記した名著「徳島の隠れた名峰と峠」を参考にして下さい。一応上記地図には神山側からのルートも描いておきました。

徒歩起点
県道16から横峯橋を渡りスーパー林道に入ります。県16から5.3km程で右(勝浦川と反対側)に「女かずら街道銚子の滝」と書かれた標示板が現れます。これに従い道なりに進みます。分岐は無視し山腹を巻いてゆくとスーパー林道から2.1km程で、林道野々西線としぼりかす処理システムの標柱がある三叉となりますので、ここはしぼりかす処理システム方面へ向かう(直進)ダートに乗り入れます。
しぼりかす処理システム入り口を過ぎ、更に進むと、道は薬研谷を跨ぎ最後の分岐となり、ここを左折すると、荒れ気味で勾配もややきつくなり、再び薬研谷に寄り添い分岐のあるヘアピンカーブとなります。このカーブ近辺に車を置きます。ここまで林道野々西線分岐から2km余りです。


*共通撮影データ;'04年4月撮影;ニコンF100;AFズームニッコール28-105f3.5-4.5D(IF);CPL、三脚、リモートコード、ベルビア50*

路傍のミツバツツジ
(仮称)薬研小滝
ニコンF100、外省略
カーブ分岐から谷沿いに(左岸)道があり、150m程で幅員が狭まり徒歩専用となり、やがて山道然とした登り道となります。途中花をほころばせ始めたミツバツツジが出迎えてくれます。カーブから15〜20分で小滝に到着しますが、直前で道が消失しており、急斜面を下り奥の石垣補強されたスロープを這い上がるか、ザレた急斜面を高巻きするかになりますのでそこだけ注意して下さい。それ以外はなだらかな道です。

滝は小さく周囲の雰囲気ももうひとつパッとしないので、滝の数には入れませんが、このルートでアプローチする際のほぼ中間地点にあたり、格好の目印にもなるので掲載しました。

銚子の滝へは、この小滝の下流で対岸へ渡り、小滝横のトタン張り休憩小屋のある道を左、つまり下流方向へと向かいます。最初の分岐を無視して谷際の道を進むと、南の谷に沿う道となります。道はすぐに谷分かれに差し掛かり谷を渡り右の谷沿いに延びております。この道を更に進むとすぐ分岐となるので、これを左に採り少し登ると上の明瞭な道に出られます。小滝からここまで10〜15分程です。


銚子の滝

銚子の滝
絞り優先AE中央部重点測光、f11(+1.0EV)*記録紛失のため推定値*
銚子ノ嶽
絞り優先AE中央部重点測光、f6.7(+1.0EV)*記録紛失のため推定値*
4月末〜5月前半に訪れたなら、この上の道に上がった瞬間アケボノツツジに彩られた銚子ノ嶽(崖)が眼前に現れるので、感動のあまり歓声をあげてしまうかもしれません。右の写真が、その道の合流点から撮影したものです。

滝は10mに満たないくらいの小さなもので、水量も少なめ。以前上勝で土地の方に伺った話では、アケボノツツジが第一の見所で、滝は二の次だそうです。アケボノツツジだけの表記だと位置的に漠然としすぎている(アケボノツツジを知らない人や開花していない時期の場合判りにくい)ので、目印的に滝の道標を立てたのだとか。銚子ノ嶽は滝の両岸の崖の事らしいです。

四国のみちに咲くカタクリ
戦利品鹿の角
私は上勝側、神山側両方からアプローチしまして、こちらの写真は神山町からのルートで得た収穫です。
柴小屋山への道(四国のみち)で見かけたカタクリ、そして柴小屋神社への参道で拾った鹿の角!
景色も良いですし、ゆくのなら神山柴小屋からのルートがお薦めです。新緑も素晴らしく、アケボノツツジ以外のツツジも花を開きつつありましたし稜線を下る道では様々な落葉樹に出逢え、紅葉の頃の美しさを容易に思い描く事ができます。丸一日かけて自然に身を浸したくなる場所です。


阿南勝浦地区の頁

扉の頁