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コミュニケーション



うーーーん・・・・まとめにくいです・・・・・・(--;)





基本的なことを身につける段階 【幼児期〜小3】

要求や拒否の力、相手に伝える注意喚起の力が育ち、自分の要求をポンポン伝える、嫌なことは
どんどん拒否するということが出来るようになった、1日の時間の流れの提示と1週間の流れの提
示、スケジュールとカレンダーの理解が出来るようになったというのが、小3ぐらいです。
「構造化(〜9歳)」に書いてある取り組みですが、悠くんがコミュニケーションの基本的なことを身
につけたという段階です。
これで初めてコミュニケーションを取るためのスタートラインに立ちました。

スケジュールやカレンダーはコミュニケーションのベースとして必要です。
私たちは会話の中に、時間の流れを入れます。
「昨日ね・・・」「明日、○○しようか」「今は出来ないけど、後でしようか」などなど、普段の何気な
い会話は、時間の流れを理解していないと成り立ちません。

今この瞬間の要求や拒否だけでは、意味を成しません。
「これが欲しい」という要求に対して「だめだよ」または「いいよ」と返すだけでは、まだコミュニケー
ションが取れるとはいえない段階です。
コミュニケーションの基本的な能力が育ったという程度です。
「コミュニケーションが取れる」ということはやり取り(交渉)を通して納得できるということです。

悠くんは、3〜4年生でやっとこのスタートラインにたどり着きました。
3〜4年かかってやっとスタートラインにたどり着いたということですね(;^_^A

まだスタートラインに立っただけですから、ここから、コミュニケーションの力、やり取りを通して納
得する力を育てる段階に入っていきます。
ここから、やっと「教育」が始まるということですね・・・・







教育〜社会性を育てる段階 【小4〜小6】

悠くんからぽんぽん出る要求に対して、スケジュールやカレンダーをベースにやり取りをして、自
分をコントロールする力を育てました。
ルールに従って生きていく為には、自己主張する力だけではなく、代替案で妥協する、自分が選
ばなかったものは諦める、見通しを持って我慢する・・・そういった自分をコントロールする力は必要
です。
悠くんとのやり取り(交渉)の中で、悠くんの自己コントロール力を育てました。



小5〜小6にかけて、悠くんの様子がぐっと変わりました。
基本的なことを理解してやり取りが出来るようになったということが理由だろうと思います。
基礎が解っているからだと思いますが、悠くんの理解力が格段に上がりました。

「構造化(10歳〜)」の取り組みです。
見通す力もスケジュールを理解する力もルールを理解する力も、すべてやり取りを通して身につけ
てきました。
少しずつ少しずつ・・・本当に亀の歩みのようですが、それでも積み重ねれば確実に成長していく
ようです。









もうすぐ中学生の悠くんは・・・・

とはいっても、悠くん、見るからに低機能児です。
奇声を上げてびょんぴょん飛び跳ねる、身辺自立もまだまだ一人では十分に出来ません。
外見上では、療育をしてきたという成果はほとんど見えません。
何が変わったか・・・見えない内面の変化です。
理解力がすごくつきました。
理解する力がすごくついたことで、固さがなくなりものすごく柔らかくなりました。
新しいことを学ぶ時に、基本的なことがおろそかになっていては、本当に理解出来ているという状
態ではないですよね。
なんとなくその場の状況でこの場ではこうするというパターンを覚えるだけです。
基本的にことを理解していると、その上には積み重ねていけるのです。
その基本的なことも、何年もかけて積み重ねないといけないのですが、5年生辺りで基本的な部
分がしっかりと熟成したというような印象を受けました。
そのおかげで丁寧に示さなくても応用することが出来るというような力が付いてきた・・・以前の悠
くんとは理解力が全然違う・・・と感じます。
やり取りを通して学んできたことが、悠くんの理解力の基礎になっている・・・そんな感じです。


幼児期からいろいろな問題行動を起こしてきましたが、コミュニケーションが取れればすべての問
題が解決すると思っています。
人とのやり取りを通して、対人関係も社会のルールも学んでいくのですから、そのコミュニケーショ
ンの力が十分にあれば、ソーシャルスキルを学んでいくことが出来ると感じています。
悠くんは、今までに身につけたコミュニケーション力と理解力とで、これから社会性をどんどんと学
んでいかないといけないのだろうと思います。


そろそろ思春期に入ります。
思春期までにコミュニケーションの力を育てる必要があるのではないかと思います。
思春期の変化の中で、本人はとてもしんどいです。
出来るだけ刺激を減らして、難しいことをさせずに出きる事を積み重ねて良い成功体験を重ねなさ
いとアドバイスを受けました。
新しいことを学ぶ(スキルアップ)、チャレンジするということは、この時期には難しいのではないか
と思います。
それよりも、今まで身につけたものを本人の中で熟成させていくということが精一杯なのではない
かと感じます。
そう考えると、少なくとも思春期に入る小学生の間に、やり取りを通して納得する事が出来る力は
育てておかないといけないのではないかと思います。







まとめ  ・・・悠くんを通して感じたことのまとめです(;^_^A

成長の時期に関しては、知的障害の程度とは関係なく、年齢なりの成長をしていきます。
9〜10歳ごろというと、そろそろ上に伸びていかなくなる・・・・成長曲線が上に伸びなくなってくる
時期です。
この時期までに、基本的なスキルを身につけることが必要です。
10歳〜12歳ぐらいで、その基本スキルをベースにやり取りを通して納得する力を育てます。
それから思春期ですね・・・成功体験を通して、本人に自信を付けていく時期かな・・・とは思いま
す(;^_^A
・・・って、思春期については、何をすればいい時期なのかということはサリーにはまだまだ解りま
せん・・・・・
悠くんが思春期を乗り越えたら、この続きがかけるかもしれませんね・・・・







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