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ハイキングのスケジュール
平成15年度


今年度、野外活動グループに参加します。
一年を通して同じメンバーでキャンプやハイキングに行くことになります。
高学年用のプログラム(小3以上の健常児集団)への参加ですので、
悠くんにはひとりボラさんがサポートに付いてくれます。
今年からは、菜ちゃんも一緒に参加します。


  平成15年4月  



スケジュール
晴れだったら、朝9時に集合して、公園へ行きますが雨だった
ら、12時に集合して児童館のようなところに行きますのでお弁
当はなしです。
晴れと雨では全然予定が違いますので晴れバージョンと雨バ
ージョンを示しています。スケジュールの上の所に、雨の絵と
晴れの絵とが貼ってあります。
雨の絵と晴れの絵は、プールの予告に使っていますので理解
しているはずです。

一日の流れの中には、『ハイキング』とだけ示してあります。
その横に別にそのハイキングのスケジュールを示しています。


でも、さすが、高学年プログラム(^^ゞ
大阪駅で集合して、電車を2回乗り換えて行きますので、朝9
時集合で出発しても現地に着いたらお昼頃なのですぐにお弁
当タイムになってしまいます。
養護学校では考えられないプログラムです・・・3回も電車に乗
るなんて・・・(^^ゞ

さて・・・車で現地まで連れて行くという選択肢もあります。
・・・が、悠くんには電車を乗り継いでのハイキングをしてもらう
ことにします。
ついでに集合場所の大阪駅まで電車で連れて行きます。
もう6年生ですので、そのぐらいのプログラムには参加してもら
わないといけませんよね。
疲れていても混んでいても、リュックを背負って大人しく電車に
乗るということは、悠くんの年齢なら絶対に必要なスキルです。
集合場所までの電車を含めて、片道4回電車に乗ることになり
ますので、しっかりと事前に予告しておきます。

2日前から予告しました。
「明後日は〜だよ」「明日は〜だよ」というように。

前日には、「明日はハイキングだよね」というように嬉しそうに
ハイキングのカードを指さしましたので、悠くんはとっても楽しみ
にしているようです。



当日持って行くスケジュールを考えました。
一日の流れとハイキングの流れをドッキングさせて、縦長の一
列にして、折りたたみました。
いままでは1枚ずつのカードをめくっていく形でした。
途中で予定変更があった場合でも、カードの順番を入れ換えれ
ばいいだけです。
ですから、予定変更がありそうなキャンプなどのスケジュール
は1枚ずつめくる方式にしようと思いますが、このハイキングの
ように短いスケジュールで変更がなさそうな場合はプリントした
形でもOKだろうと思います。


ボラさんには上から×印で消していくようにお願いします。
・・・が、家で2日前から予告しているので、特にこのスケジュー
ルがなくても混乱することはないだろうと思います。
みんな揃うまで待つシート
参加する子どもたちの男子女子それぞれの人数を聞き、その
人数で作りました。男子のところには悠くん、女子のところには
菜ちゃんの顔も入っています。
集まっているた子どもには赤い○、欠席者は黒い×で示すよう
にしました。
全員揃ったら電車に乗るというシートです。










  平成15年6月  





意思確認
6月のハイキングは悠くんの大好きな障害児スイミングの日です。
4月のハイキングから帰ってきてすぐに、カレンダーを見せながら、スイミングにするかハイキングにするかを聞きました。
最初は両方を示しましたが、どちらかひとつと伝えると、ハイキングを選びました。
「6月1日はスイミングではなくハイキングにするよ」と確認すると、うんうんとうなずきました。
ハイキングはとっても楽しかったのでしょう(#^.^#)
6月1日は、スイミングではなくハイキングということになりました。

さて、今度は今日は5月のEスイミングの日に、スイミングから帰ってきて、再度、6月1日はどちらにするかを聞いて
みました。

4月の末にハイキングに行って、帰ってきてすぐ、6月1日の予定をEスイミングにするかハイキングにするかの選択を
させたら、ハイキングを選びましたが、もしかしたら、ハイキングから帰ってきてすぐだったために、ハイキングの印象が
強かったからハイキングを選んだ可能性がありますので、今度はEスイミングから帰ってきてから聞いてみました。

悠くんはやっぱりハイキングを選びました。
これで「サリーからの伝え方が悪かったたるに悠くんが十分に理解出来ていなくて、本当はEスイミンクセに行きたか
った」という可能性はなくなったことになります。

さて・・・これで、心おきなく、スイミングのキャンセルとハイキングの申し込みの連絡が出来ます(#^.^#)

念には念を入れてあらゆる角度から悠くんの意思確認をしないと、本当は違うということになりかねません。
実は、これで何度もトラぶっていますから・・・・(^^ゞ



サポートバッグ

悠くん用のサポートグッズを1つのカバンにまとめて、カバン
ごとボラさんに渡しました。

 ・スケジュール
 ・「全員揃うまで待つ」シート
 ・待つタイマー
 ・コミュニケーションブック(+取扱説明書)
  (中身は悠くんが持っているものと同じ)
 ・赤と黒のマジック
 ↑ 別枠で示したハイキングのスケジュール
持っていかせた朝からの流れを示したスケジュール ↑ 








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