悠くん、19歳

2011年8月





悠くん専用の特別なものを作り続けていくのは結構大変です。
親だからこそここまで出来るというものは
「どこででも」「誰にでも」ということにはなりません。

親亡き後は、どこででも誰にでも可愛がられるように
「支援しやすい子」を目指してきました。

だからと言って情報を与えないということではありません。
知りたいことは自ら聞く力は付けてきたつもりです。


悠くんが今何が嫌で何がやりたいのか・・・
いくら好きなものであっても今それがほしいかどうか、
そんなことは悠くん本人に聞かないと解りません。
相手に伝わるまで伝える、相手の伝えたいことを一生懸命理解する、
きちんとやり取りする力を育ててきたつもりです。
必要なことはその都度やり取りしています。





カレンダー






   
 普通のカレンダーに文字書きしてます。
 文字を読み取ってるわけではないので、超適当な書き方です。
悠くんは文字も数字も記号もまったく理解していません
なのに・・・
こんな普通の数字と文字のカレンダーが解る・・・
不思議ですね・・・

位置で覚えているようです。
記憶力がすごいなぁ










スケジュール



   
いつもと違う予定の時だけ、メモにカードのような枠を書いて伝えます。
 
以前のスケジュールは・・・もう使っていません。
これを残してあるのは、もし適当な文字書きで伝わらない場合は
しっかりとこれを使って伝えないといけないからです。
でも・・・その必要はなさそうです。
出番はまったくありません。 









家族の今日と明日の予定です。

家にいるのか出かけるのか程度なのですが、
今もパパの予定だけはとっても気にしますので、
『お出かけ(かばん+靴)』か『家』かを伝えています。










コミュニケーションブック




コミュニケーションブックです。
家から出る時には必ず首から提げています。
首から提げるとこんな感じ。
コミュニケーションブックとリュックというスタイルです。