◆ヴォルク


属性:シモン

全身溶岩で出来た竜族の少年。口数が少なく無愛想で、年齢の割りに大人びた印象を受ける。
力の強い住人などに阻まれ動けなくなっている者の前に颯爽と現れ、障害をぶった斬って去っていく。
「オレが斬ってなかったら、オマエが死んでいただろう」
クロヒメの檻に閉じ込められていた蔦娘を解放したのも彼である。
一瞬で目前のものを破壊する力は凄まじく、行き詰った状況を打破したい時や
箱庭の勢力バランスの偏りをどうにかしたい時に役に立つ。

性格は非常に短絡的。今あるものを壊したいという強い衝動があるのみで、複雑な思考能力を持たない。
住人の不満を感じ取る能力があり、不満が集まるほど彼の衝動は高まっていく。
捌け口が見つからないと、破壊によるリセットを求め始め
「今すぐ天変地異でも起きればいいのに…」とかつぶやきだしてアブナイので
弱った住人の傍において適度に働かせておくといい。

手を変形させて溶岩の刃にすることができ、これで相手を斬り伏せる。
刃には神経が通っていて、ヴォルクと他の住人の痛覚に繋がっているので
斬った時、自分も痛いうえに相手の痛みも貰ってしまうこともある。