◆ひつじの君


ひつじの君。見守るもの
属性:不明(たぶん闇太郎)

魔法使いの探求対象。無限の可能性を操る光と虹の魔法使い。
魔法使いが箱庭をウロウロしながら研究する中、うっすらと彼女の存在や伝言を感じ取っていたが
会うには至らず数年の時が流れた後、鏡の壁を消滅させた瞬間に会うことが出来た。

箱庭の外側には、個を分ける輪郭が存在しない。
ゆえにこの姿は魔法使いの体験と感覚をもとに作成した偶像に近い。

魔法使いがスカーとの2人に分裂する前まで、彼はひつじの君と一緒に、外側にいた。
しかしスカーが作った箱庭の中に入れられて、ひつじの君と居られなくなってしまう。
魔法使いはその事も忘れていたが、無意識的な渇望から光や虹の研究を始め、ようやく少し逢うまでに至った。
魔法使いの最終目標は、ひつじの君とまた一緒にいられるようになること。
目標にはまだだけど、会い方がわかったからその気になれば行ける。
でもよく失敗するしなかなか会えずに時々もどかしい思いをしている。

ひつじの君は魔法使いにこんな事を教えてくれた。
「箱庭は永遠のうちの一瞬に見る夢の中。ゲームを楽しんでいらっしゃい。
 あなたはすぐに忘れてしまうけど、私、壁の向こうにはいつでもいるのよ」