◆箱庭のなりたち

たいていの出来事は、箱庭の中で起こる。
メイン舞台、箱庭についての説明です。


・箱庭
魔法使いが普段いる世界。
城や砦、沼地や森などが寄り集まっている、小さな島の形をした陸地。
魔法使いの調査により、12人のキャラクターが住んでいるのが確認されている。
島の外には海と空が広がる。夜になると、憧れの存在が星の姿になって見える。


・鏡の境界
島内にある近い場所から、水平線の向こう側はるか遠くまで存在しそうに
見える箱庭。実は鏡に閉ざされた狭い空間であり、箱庭で見える様々な風景も
すべて鏡が見せる幻。この鏡と幻は箱庭の住人が作ったもので、他人の中に居る
住人の鏡と合わさると強度が増す。

・箱庭の外
魔法使いが鏡の境界を消滅させると行けるところ。おそらく無我に近い領域。
個として存在できないところなので、魔法使いがここに来ると箱庭は消滅する。
箱庭は閉じられた領域なので内側から箱庭の外を認識することはできない。

チョットわかりづらいと思うので図にしてみた。グレー部分が、魔法使いがいるところ。
・箱庭の内                 ・箱庭の外
 

常秋の森
箱庭の前の時代にあった世界。世界樹のような巨木で構成された森で
紅葉姫が住んでいたが、焼け落ちてしまった。
森と、森と一心同体の紅葉姫は燃え尽きて、燃え殻は1つの島になった。
紅葉姫の砕けた命の欠片が箱庭の住人になったと言われている。